文春文庫<br> マリエ

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文春文庫
マリエ

  • 著者名:千早茜【著】
  • 価格 ¥790(本体¥719)
  • 文藝春秋(2025/12発売)
  • スポーツの日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~10/12),文藝春秋 電書の森 2026 ポイント増量(~10/22)
  • ポイント 280pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167924515

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内容説明

幸せも不幸せも、ぜんぶ私が決める

離婚って、幸せになるための選択なんじゃない?

40歳を目前に夫から離婚を切り出されたまりえ。しかし、戸惑いながら始めたひとり暮らしは思いのほか快適で、自らを慈しむ日々は確実に彼女を変えていく。

そんなときに出会った年下の男性・由井くん。
そして、コロナ禍という非常事態の発生。想像もしなかった未来がまりえにもたらすものとは――。

直木賞作家が紡ぐ
結婚と幸福をめぐる物語

巻末に金原ひとみさんとの対談「私たちの離婚」も収録。

単行本 2023年8月 文藝春秋刊
文庫版 2025年12月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

美紀ちゃん

48
文庫で再読。 7歳年下の由井くんに会って、ワクワクする日々に共感。 世界を一緒に共有できる相手。 それを確認できてよかったと思う。 離婚ゼクシィがあったら、それ読みたいなぁ。私も恋愛をしたくなった。 金原さんとの対談も良い。2026/09/26

エドワード

48
2026年おめでとうございます。39歳の桐原まりえは、夫から離婚を切り出され、独りで生きていく。時間軸はコロナ禍だ。女性の方が煩瑣な離婚後の手続き。義両親への手紙。細かい日常が的確に描き出される。匂いが随所に顔を出す。なにせ、マリエとは香水の名前だ。7歳下の由井と恋に落ちる。体験のつもりで結婚相談所に入会する。お見合いの心得に垣間見える、男性優位の社会。理屈の通らない現実を知るまりえ。三つの言葉で物語を辿れる章の扉が洒落ている。金原ひとみさんとの対談が面白く、千早茜さんが離婚経験者と知る。そうか、納得。2026/01/01

ゆきらぱ

26
主人公マリエをめぐる色々なタイプの人々が面白かった。マリエは何に対してもまったくフラットでその公平な態度と価値観は揺るがない。がしかしマリエの最も近くにいた母親、元夫、親友などはどちらかというと無責任で価値観も違いマリエを苦しめる。ここが不思議だった。マリエくらいしっかりしていたらせめて親友や最初の結婚相手は自分と似たタイプを選べばよい。そうすれば関係を積み上げていける。しかししばらくして思った。マリエの好みとしてはこいつゆるいなあと思える人がいいのだろうと。人間の好みは複雑である。2025/12/20

よっち

26
夫に恋愛がしたいと切り出され、7年半の結婚生活に終止符を打った桐原まりえ。若い頃のように無邪気に恋愛に飛び込んでいけない大人の女の幸せをめぐる物語。理由には納得がいかないものの、離婚届を提出して寂しさよりも、手放して一人になる清々しさをこそ感じたまりえ。ひょんなことで懐いてきた由井君、始めてみた婚活で見聞きした思いもよらない世界、そして掴みどころのない元夫。心地よく過ごせる関係でも、考え方や経験による違いは当然あるわけで、それでも続けられるかどうかはお互いに価値観をすり合わせできるかどうかなんですよね…。2025/12/03

まさ

23
いろいろな人生が垣間見えた。結婚と恋愛を分けて捉えることは考え及ばぬところだったので、読みながら、う~むと唸ってしまう。そして離婚も入ってくるとなおさら。千早さんの作品で感じる湿気と匂いがこの本でも同じように。作品とは別に、巻末収録の千早茜さんと金原ひとみさんの対談もおもしろい。2026/07/03

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