内容説明
世界的ベストセラーの新装版第2弾!
本の街・神保町で近代文学を専門に扱う古書店「森崎書店」。貴子の叔父・サトルが経営するこの店は、かつて失意のどん底にあった彼女の心を癒やしてくれた場所だ。
一時期出奔していたサトルの妻・桃子も店を手伝うようになり、貴子も休日のたびに顔を出していた。店で知り合った和田との交際も順調に進んでいた貴子だったが、ある日、彼が喫茶店で昔の恋人と会っているのを目撃してしまい――。
50以上の言語で翻訳オファーが殺到し、世界的大ヒットを遂げたヒーリング小説の続編が新装版で登場。巻末には書き下ろしの掌編、「今日だけは、わたしたちが主役」も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
103
悲しい場面もあったけど終始優しい空気感に包まれていて穏やかな気持ちに。あまり読んでなかった近代古典文学にも興味がわきました。そして何より、神保町に行きたくなりました! 2026/01/23
はにこ
84
前作より、貴子が本への知識と愛が深まっているなぁと感じた。穏やかに過ぎていく日々なのかと思ったのだが、悲しい出来事が・・・。自分の今の気持ちとリンクして、切ない気持ちが倍増・・・。人は、こうやって悲しみを乗り越えていくんだよね。近代作品、最近手にとっていないけど、また読んでみたいな。2026/04/23
Karl Heintz Schneider
57
「悲しいときは、我慢なんてしないでたくさん泣けばいいのよ。これからも生きて行かないといけないあなたたちのために、涙ってものはあるんだから。」もうこのあたりで涙腺決壊。まるで我がことのように思い涙にくれた。「あなたたち」なんて限定しないで桃子さん、もっといっしょに生きてほしい。巻末には10ページほどの後日談が掲載されている。これって「新装版」読者だけへのご褒美?遠い昔にたぶん読んだことがあるはずだけど、これを読めただけでも価値のある一冊だった。2026/02/19
YUUUUMI
23
本の楽しみ方は人それぞれで、挿画目当てで本を探す人や検印コレクターの話など、隠れた趣味を持って楽しむ人もいるなど、読書は奥深いものだなと思う。森崎書店での貴子の日々はとても満たされているように感じるし、時には贅沢に一人時間を満喫する時間が必要でもあるのだ。少しずつ時は流れ、楽しいこと、心配なことなどが起こりながらも毎日は続く。大切な思い出は大切な場所や建物とともにいつまでも存在するのだなと感じる。心温まるヒューマンドラマだ。2026/02/26
マロンのりたま
18
前作同様、優しく癒される作品。ただ、続編は溢れる涙を止められず。登場人物それぞれが不器用で、それでいて人一倍優しくて、何気ない日常にぎゅっと愛が詰まってる。神保町行きたい。2026/01/23




