内容説明
育児の現場は毎日が「どんでん返し」!?
東大卒の頭脳派ミステリ作家である著者は、データサイエンティストの夫とともに、家事や育児もすべてGoogleスプレッドシートで進捗管理。育児も仕事も完璧にこなせている……はずだった。
原稿の上を縦横無尽に走る、幾本もの黒い線。忽然と姿を消す、お気に入りのおもちゃ。洗濯機の中から現れる、直径約30cmのゴムボール。「日常の謎」と格闘しながら執筆を続ける著者に、第2子妊娠、つわり、ねんトレ、保活、さらに第3子妊娠…と次々試練が襲いかかる。
先端技術や新サービスも充実する令和時代の育児。上の世代の常識をどこまで受け入れ、新たなやり方をどのように切り拓いていくのが、本当の幸せなのか。育児の「当たり前」にメスを入れる新時代の超ワーキングマザー論!
一人のミステリ作家が3児の母になるまでの4年間を綴った〝普通じゃない〟育児エッセイ!
目次(一部抜粋)
「黒塗りの初校ゲラ」/「早期教育の強迫観念」/「映画1本分の母乳」/「新時代の“叱り方”」/「ありがとう『ねんトレ』」/「侮るなかれ、マタニティブルー」/「子どもと色、色と性差」/「なぜ学校に行くのか」/「どうしましょう、習い事」/「保活大戦争」…他、全34編!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
210
辻堂 ゆめは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者の出産・育児エッセイ、子供は一人か二人かと思っていたら、三人でビックリです。子供の男女構成(姉弟妹)が私と一緒でした。辻堂家は、親子共に論理的で、大変疲れそうです(笑) https://www.shogakukan.co.jp/books/093898252026/02/11
パトラッシュ
146
辻堂作品では子供が殺したり殺されたり、虐待されるなど酷い目に遭う。しかし本人は3人の子を愛情深く育てながら、多忙な執筆活動と両立させている。実習生時代に登校拒否になりかけた子を説得したのと同レベルで、育児や家事を見事にこなしていく。この落差はどこから来るのかと思ったが、読んでいくと辻堂さんは頭を働かせるのが好きなのだとわかる。当人は会社員生活が辛かったと言うが、命じられた仕事をこなすのでなく自分なりの問題解決方法を考えるのが性に合っているのだ。究極の難問を描くイヤミスこそ最適の仕事なのだと納得させられる。2025/12/27
いつでも母さん
139
我が息子と同じ年齢の辻堂さん。3人のお子さんの母としてのパワフル育児エッセイ。そして、夫との関係も面白い。何よりとにかく今どきの子育てが目から鱗というか、興味深く読んだ。ご時世?この夫婦だから?楽しい家族だわ(笑)凄いよ、辻堂さん。続編も読みたいなぁ。2025/12/23
chimako
71
25歳で娘を、31歳で息子を出産。80年代のヒット曲には疎く、流行りのドラマも記憶にない。子育ての期間は地味で厳しかったけれど、子どもたちとの毎日は今思い出すと涙ぐむほど豊かで、子どもたちは世界で一番可愛かった。熱を出せば「風邪を引かせた」と叱られ、怪我をすれば「ちゃんと見ていないから」と怒られながら必死の毎日。辻堂さんの子育ては40年前とは大違い。何より彼女の暮らしぶりはかけ離れすぎて唖然としてしまう。「ねんトレ」なんてあの頃は誰も思いつかなかったよね。若夫婦含めこれから子育てする人たちに幸あれと。2026/01/12
pohcho
65
所謂子育てエッセイだが、帰国子女で東大法学部卒のミステリ作家とデータサイエンティストのご夫婦が独特すぎる。スケジュール、タスク、家計簿、写真のすべてをグーグルやアプリなどで管理、夫婦喧嘩はしないけど、感情を排した議論はとことんやるなど、いくら今時でもここまでやるかという感じだが、嫌味がなくて好感持てた。辻堂さんの作品は結構読んでいるけど、こんなに若い方で絶賛子育て中とは全然知らず(おませな長女ちゃんの言動がめちゃ可愛かった)小説とはまた違う面が見られて楽しく読了。お体に気をつけて今後もがんばってほしい。2026/01/28
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