マルクスの経済理論 - MEGA版『資本論』の可能性

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マルクスの経済理論 - MEGA版『資本論』の可能性

  • 著者名:宮田惟史【著】
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  • 岩波書店(2025/11発売)
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  • ISBN:9784000248358

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内容説明

その思想的側面が注目を浴びることはあっても,経済理論としては見向きされなくなってしまったマルクス.しかし,経済学批判としてのマルクスの意義はいまだ失われてはいない.一つ一つの概念に光をあて,その経済理論の可能性を内在的に描きだすことはできるのか.『資本論』の到達点を正確につかむ最新の研究成果.

目次

まえがき
凡例
序 章 本書の課題と視角
1 本書のアプローチ
2 新しい研究段階──経済学部門のMEGA 研究
3 本書の構成
第Ⅰ部 資本主義システムの存立根拠
第1章 マルクスの経済理論の課題と方法
はじめに
1 『資本論』の主題と研究領域
2 『資本論』と現代
3 『資本論』は「未完」か
4 『資本論』の方法
5 経済学批判
6 経済理論と歴史把握
7 資本主義システムの矛盾──それが諸個人にアソシエーションを促迫する
おわりに
第2章 市場──均衡論批判の基礎
はじめに
1 市場と均衡
2 セー法則の基本命題
3 セー法則の成立根拠
4 マルクスのセー法則批判
5 均衡論と貨幣数量説との表裏一体性
おわりに
第3章 貨幣──貨幣数量説批判
はじめに
1 貨幣数量説の基本命題
2 貨幣数量説の存立根拠
3 マルクスの貨幣数量説批判
4 マルクスの外生的貨幣供給論批判
おわりに
第4章 資本主義の存立根拠──所有基礎論批判
はじめに
1 所有基礎論批判
2 労働を基礎とする社会把握と賃労働
3 所有・支配・搾取する力の発生根拠
4 賃労働を強制する諸力
5 分配を規定するものは何か
6 主体の対象にたいする能動的行為
7 生産関係と生産力との矛盾
おわりに
第Ⅱ部 資本主義システムの矛盾と危機
第5章 剰余価値と資本蓄積──資本の生産過程における支配・矛盾
はじめに
1 資本とは何か
2 市場の外面性批判──市場から生産過程の分析へ
3 絶対的剰余価値の生産における支配・矛盾
4 相対的剰余価値の生産における支配・矛盾
5 資本の再生産──商品生産の所有法則批判
6 資本主義的蓄積の一般的法則
おわりに
第6章 資本の流通過程と再生産──社会的再生産の撹乱条件
はじめに
1 資本の循環・回転
2 再生産論の中心課題と叙述方法
3 単純再生産
4 拡大再生産
おわりに
第7章 利潤率の傾向的低下法則──法則の内的諸矛盾の展開
はじめに
1 利潤率の傾向的低下法則の課題と分析視角
2 利潤率の傾向的低下法則の概念
3 法則の内的諸矛盾とは何か
4 法則の内的諸矛盾の展開と恐慌を現実化させる諸契機
5 資本の過剰生産と商品の過剰生産
6 利潤率の傾向的低下法則と信用論
おわりに
補論 利潤率の傾向的低下法則と晩期マルクス
第8章 信用と恐慌──貨幣資本の蓄積と現実資本の蓄積
はじめに
1 マルクス信用論の中心課題と構成
2 貨幣資本(monied capital)と架空資本
3 貨幣資本の蓄積と現実資本の蓄積
4 銀行信用の限界──金融政策によって恐慌・不況は回避可能か
5 不換制下の銀行信用
おわりに
第Ⅲ部 資本主義システムの超克と現代
第9章 現代資本主義──利潤原理から脱利潤へ
はじめに
1 「経済成長」とは何か──その核心である「利潤最大化」
2 利潤最大化・経済成長の帰結
3 利潤最大化と人間生活の向上とは両立しうるか
4 ポスト資本主義──利潤原理から脱利潤へ
おわりに
第10章 アソシエーション──資本主義システムの超克
はじめに
1 アソシエーションの主体
2 アソシエーションの根本原理
3 資本主義とアソシエーションとの本質的差異
4 アソシエーションにおける生産の目的
5 生産と分配
6 資本主義システムに内在するアソシエーションの諸契機
7 資本主義システムの矛盾とアソシエーション
おわりに

引用文献
初出一覧
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ayumu

1
友人にすすめられて、3ヶ月がかりで読みました。今まで読んだ資本論の解説本で一番わかりやすく、納得の行く内容でした。特に「利潤率の傾向的低下の法則」についての解明に目から鱗が落ちました。現代資本主義社会と資本論の切り結びも抜群で、著者の年齢とともに希望を感じる一冊となりました。6,600円とかなり高額ですがぜひ、みなさんにも一読してほしい本です。2023/07/13

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