内容説明
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「黄金よりも、文字資料が見たい!」学問が狂気に変わる
考古学者は古代文字に取り憑かれて、文字を読んでいないと落ち着かない!
謎が多い民族を研究し、ヒエログリフで会話。
言語学者は魔境に棲む覇者に出くわし、キモい!古代人のラブレターを解読。
“日常には役に立たない“が最高に楽しい!
古代文字に囲まれてロマンを追いかける研究者たちの実録記
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
36
古代文字にロマンを感じ、取り憑かれるのは、私もそうだが、似たような興味関心の方向を持っているようだ。古代文明の謎とか、そういう本やテレビ。本書を書いた3人の研究者それぞれの半生や志向など、そういう方面の専門家になりたくてもなれなかった私は、大いに興味を抱いて読み始めた。学者の世界ってすごいと思う。やはり勉強の量が違うし、扱う本も違う。Amazon の宅配段ボールなみの大きさの辞書とはまいった。ヒエログリフの解説本も今は一般書として書店にあるし一度読んでみよう。エジプト料理は日本人の口にあうらしいとのこと。2025/11/22
よっち
26
古代文字に取り憑かれた研究者たちの熱狂と日常を赤裸々に綴った実録エッセイ。言語学者の大山さんは古代のキモいラブレター解読や一日15時間机に向かうストイックな生活、なろう系小説読み漁る人間臭さを語り、エジプト考古学者の大城さんは、ヒエログリフの表記に取り憑かれた発掘現場の興奮を伝え、古代地中海史の青木さんはフェニキア人研究の暗礁と挫折、社会福祉士への転身まで、研究の狂気が語られ、日常の役に立たない学問を追求するのは楽しそうだと思いましたけど、それを貫くだけの覚悟も感じた彼らの生き様がなかなか印象的でしたね。2026/02/05
アカツキ
15
古代エジプト、古代地中海史、比較言語学・インドヨーロッパ語族語族の各学者による言語にまつわるエッセイ。古代エジプトの大城道則さんの話を読んで、ヒエログリフ変換サイトで自分の名前を調べたら鳥を調理しようとしている図に見えて笑ってしまった。どこまで食いしん坊なんだ。古代文字が解読できる、書けるって格好良いなぁと憧れる。日記を書く時とかいいよね。2026/01/24
月をみるもの
11
シリーズ的にエジプトの人が出版社に持ち込んだのだろうが、そのパートが一番内容がなかった。あとの二人の若手の話は面白い。古代文字を解読してても食えないというのは容易に推測されるが、生きる目的がそこにあるなら、サバイバルの方法がまったくないわけではない、、、ということがわかる。次はそれぞれの研究の中身の話も深掘りしてほしい2026/02/15
さとうしん
11
ヒエログリフやフェニキア文字など、主に地中海沿岸地域の古代文字の研究者の半生。古代文字との出会い、学生時代の学問遍歴等々三者三様で面白い。それにしても同じ古代文字とはいっても甲骨文字など中国の古文字学とは随分スタンスが違うなと感じさせられた。大城先生の、好太王碑のような漢字資料には興味が持てないというのには共感を覚えた。これは私が秦漢簡にもうひとつ興味が持てない理由でもあるのかもしれない。2025/12/04




