内容説明
不器用で無口な圭介は、亡き父の珈琲店を継ぐために故郷へ戻ってきた。数年後、高校の同級生・由美子と結婚し、静かに店を切り盛りする日々を続けていた。しかしある朝、由美子が何の前触れもなく姿を消す。残されたものは1冊のノートだけ。訳あり客たちのそれぞれの事情に巻き込まれながら、圭介は由美子の不在に向き合い、少しずつ真実に近づいていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
立藤夕貴
2
亡き父の後を継ぎ、夫婦で営む喫茶店「幡野珈琲店」。圭介は妻である由美子とともに喫茶店を切り盛りしていたが、ある日前触れもなく姿を消してしまう。コーヒーにまつわるお話とお客様が紡ぐ物語。お客様の騒動に巻き込まれながら、どうして由美子が姿を消してしまったのかを模索する圭介。自分もその点が気になってページをめくりました。「一度口から出た言葉は無かったことにはならない」という言葉が身につまされる、ちょっとほろ苦なお話でした。2025/11/23
minani_y
2
普段、小説を読まないのですがコーヒー好きが生じて手に取り、たのしく読みました。 歴史のあるこだわったコーヒー屋さんの物語、コーヒーについて知らない知識ばかりで読んでいて心惹かれ、またどうなっていくのかストーリー展開にらワクワクしました。まさに温かなコーヒー一杯をゆっくり味わいながら、寒さに向かう日々を愉しむような1冊です。2025/12/13




