内容説明
ソーシャルワークは宗教や信仰の違いにどう向き合い、どう乗り越えてゆくべきか。
多文化に対応するカルチュラルコンピテンスの教育と研究に携わる第一人者が豊富な事例とともに実践にむけたフレームワークを提示する。
外国人受け入れが増加する日本にもヒントを与える一冊。
目次
日本語版刊行に寄せて
訳者はしがき
第1章 序論
1 ストレングス視点に基づくアプローチ
2 「宗教」と「信仰」
3 「世俗化」と「神の死」
4 ソーシャルワーカーは宗教と信仰の問題を考えてきたか?
5 第2章から第11章の概説
第2章 宗教とスピリチュアルの信仰を検討する必要性
1 宗教はどれくらい重要なのか?
2 本書に関連する一般法
2.1 児童と青年
2.2 成人
3 専門職としての実践規範
第3章 カルチュラルコンピテンス向上のフレームワークとモデル
1 はじめに
2 フレームワークの必要性
3 カルチュラルコンピテンスのモデル
3.1 専門能力開発のための省察型モデル
3.2 文化的アセスメントを支えるモデル
3.3 宗教と信仰の重要性をアセスメントするためのファーネス/ギリガンフレームワーク
第4章 児童や家族の支援
1 はじめに
2 事例:支援を必要としている児童
2.1 「ミリアム」の事例
2.2 「ポーラ」の事例
2.3 「メアリー」の事例
3 社会的養護のなかにある児童
4 養子縁組
5 児童保護とその予防
第5章 高齢者
1 はじめに
2 ライフステージの移行
3 癒しの形
4 死と臨死に対処する
5 喪失と悲嘆
第6章 児童虐待、成人虐待
1 児童虐待
1.1 「エイミー」の事例
1.2 信仰コミュニティ内の「聖職者」による虐待と保護システム
1.3 憑依現象に対する宗教的信仰による児童虐待
1.4 「タリク」の事例
2 成人に対する虐待
2.1 「成人への虐待」とは何か?
2.2 経済的虐待
2.3 スピークアウト
第7章 メンタルヘルス
1 はじめに
2 これまでの調査から得られた知見
3 うつ病への対応
第8章 学習障害
1 はじめに
2 宗教的信仰の獲得
3 恋愛関係と結婚
第9章 移民、難民、アサイラムシーカーズ
1 状況
2 先に移住してきている移民とそのコミュニティから学ぶこと
3 アサイラムシーカーズの「宗教」に対する国の対応
第10章 信仰に基づくソーシャルワーク:貢献、ジレンマ、葛藤
1 ソーシャルワークへの信仰に基づくアプローチ
2 ソーシャルワーカー、信仰、実践のジレンマ
3 「同性カップルの養子縁組」:対立する見解と価値
4 良心、開放性、内省、ソーシャルワークの価値
第11章 結論
付録 宗教と信仰に関するガイド:世界6大宗教の概要
キリスト教
イスラム教
ヒンドゥー教
シク教
ユダヤ教
仏教
無宗教
著者・訳者紹介



