内容説明
1970年代~80年代。恋に仕事に、前のめりに駆け抜けるロカビリー青春小説。
ここにはCM制作のリアルのすべてがある。
人生はツイスト・アンド・シャウトだ!
代々木競技場の空気をダイナマイトで大爆発させたように、エルヴィスのヒット・チューン『監獄ロック』のイントロドラムが火を噴いた。
1976年-50‘Sの曲が大流行した年。「500人のツイスト・コンテスト」を制した家永康介(通称・家康)は、大学卒業とともに広告代理店・瑠璃山水に入社した。クリエイターとしての才能を開花させ、駆け上がっていく家康は夢だった大きな仕事を掴む。だが、そこで待ち受けていたのは――。
疾走感あふれるクリエイターの青春物語。
目次
ロカビリー天国
京都祇園
恋にしびれて
ゲーム・イズ・オーヴァー
マンズ・マンズ・ワールド
この胸のときめきを
ムード・インディゴ
キリング・フィールド
水一滴
巨星墜つ



