内容説明
前代未聞の“パラレル・ミステリー”!
古き良き商店街で起きた不穏な事件に、三姉妹が挑む! 〈Brother編〉では、四兄弟が探偵役。手がかりは同じでも、導き出される真相はまったく別で……事件に隠された、もうひとつの真実を知るには〈Brother編〉との両面読みがオススメです!
ぎんなみ商店街に店を構える「串真佐」の娘、佐々美、都久音、桃。ある日、近所の商店に車が突っ込む事故が起きた。運転手は、食べていた焼き鳥の串が喉に刺さり即死。詮索好きの友人を止めるため、都久音は捜査に乗り出す。まずは現場で目撃された謎の人物を捜すことに。(第一話「だから都久音は嘘をつかない」)
交通事故の謎を解いた三姉妹に依頼が。中学校で起きた器物損壊事件の犯人を捜してほしいという。現場には墨汁がぶちまけられ、焼き鳥の串が「井」の字に置かれていた。これは犯人を示すメッセージなのか、それとも?(第二話「だから都久音は押し付けない」)
「ミステリーグルメツアーに行く」と出掛けた佐々美が行方不明に!? すわ誘拐、と慌てる都久音は偶然作りかけの脅迫状を見つけてしまう。台風のなか、姉を追う二人に、商店街のドンこと神山が迫る!(第三話「だから都久音は心配しない」)
※この作品は過去に単行本として配信されていた『ぎんなみ商店街の事件簿 ~Sister編~』 の文庫版となります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
30
ぎんなみ商店街の焼き鳥店「串真佐」の三姉妹、佐々美、都久音、桃が、商店街で起きた不穏な事件を解決する連作ミステリ。近所の商店の事故で事故死した佐々美の同僚と、目撃された謎の人物探し。地元中学校で起きた器物損壊事件と、現場に残された焼き鳥の串の意味。ミステリーグルメツアーに行くと出掛けて行方不明になった姉・佐々美を追う2人。マイペースな佐々美に友人関係がいい都久音、小学生と思えない鋭い桃と三姉妹の絆と成長が描かれていて、地域社会のつながりや対立を浮き彫りにしながら、商店街のドン・神山の存在も効いていました。2025/11/06
クレイン
16
なんというかBrother編を先に読んでいたため、印象が変わる。この事件にはこんなことが並行して起こっていたのかと。 同じ事件を2つの視点から考える内容は面白い。またそれぞれが完結してるのも良い。続編も最近出たようで、気になるところ。 話はほんわかしているが、人の感情も丁寧に描かれていて好印象だ。2026/01/07
NAOAMI
13
どちらが先か迷ったが正規の刊行順でSister編からとする。人気焼き鳥店「串真佐」の3姉妹が商店街に起こる事件を推理する流れ。頼りない長女(実は母遺伝!)と小5にしちゃ出来すぎな三女に挟まれた次女が語り手となる進行。三女がリードするも結末は次女閃きの流れが面白い。Brotherとの関わり的には中途半端に介入しつつ結末に関わってこない三男が結構なセリフ量をこなし三女のハートを盗んじゃうし、四男くんはファーストコンタクトでいきなり逃げちゃうし、長男は存在だけ。次男は?しかも彼らが導く結末が別?謎多き商店街だ。2025/12/21
なみ
12
ぎんなみ商店街で起こる3つの事件について、4兄弟と3姉妹がそれぞれ異なる推理を組み立てていくミステリー。 どちらから読んでもいいし、1話ずつ交互に読んでも楽しめそうです。 私はBrother編を先に読みました。 Brother編では真実だと思っていたことが、Sister編ではまったく違う結論になっていて面白かったです。 事件だけでなく、4兄弟と3姉妹をはじめとした商店街の人たちも、2冊を読むことで立体的に見えてくる構成が素敵でした。2026/01/11
ミワ
12
Brother編の後にSister編を読了。読んだ後の解説で一話ずつ交互に読めばよかったと思った。ほんタメをきっかけでこの本を知った。ほんタメありがとう。2025/12/14




