内容説明
ユゴーにゾラ、タルドからリラダンまで、19世紀のフランスで書かれた、来るべき社会を描きだすユートピア文学の結晶。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ラウリスタ~
10
半分ほど読んだ。オーウェル以降、公共の利益のために個人の自由を制限する全体主義であると批判され、もっと前にはマルクスらからまさに空想的だと批判され、今ではユートピアは人気がなく、社会批判のためにはディストピア物と相場が決まっている。とはいえ、19世紀フランスでは明白に社会批判(時には弾圧されるほど)の手段であったのがユートピア。本アンソロジーでは、理論的な著作と物語が半々ほど。モーパッサン(眠り椅子はブラックユーモア)やユゴーなど、一見場違いな作家名もある。読み物としてはカベ『イカリア旅行記』が面白い。2026/01/04
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