SPコミックス<br> 完本 いんへるの (上)

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SPコミックス
完本 いんへるの (上)

  • 著者名:カラスヤサトシ【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • リイド社(2025/10発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784845869855

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内容説明

これが、地獄の真の姿。上下巻同時刊行

ほんとうにこわい話は、奥へ奥へと沈みこみ、
忘れた頃に「ぼこっ」と浮かんでくるものだ。
私は今からその瞬間がおそろしくて、仕方がない。
──ダ・ヴィンチ・恐山(作家・ライター)

2018年~2021年にWeb連載された『いんへるの』。諸般の事情により単行本化されていなかった膨大な数のエピソード(第31話~最終第74話)を含む全話を収録した、待望の完全版。

◎上巻:第1話~第36話、番外3編を収録
◎下巻:第37話~第74話を収録
◎著者による全話解題(上下巻)
◎描き下ろし掌編「いんへるの・序」(上巻)
◎澤村伊智氏による解説(下巻)

『いんへるの』とは──
エッセイコミックの名手がフィクションでの筆力を十全に発揮した、各話8ページに禍々しさが満ちる怪奇短編連作。「BRUTUS」「週刊文春」「たまむすび」など各所で高評を得た。

*第1話~第30話、番外3編は旧単行本第1巻・第2巻(講談社刊)収録のものと同内容です。

目次

いんへるの・序
第一話 手足尻髪
第二話 蛸と觀世音
第三話 暗渠
第四話 大人形
第五話 護国様
第六話 子守と飛行船
第七話 自霊
第八話 春を見る
第九話 針の髪
第十話 狼の祀り
第十一話 ひと目
第十二話 三世相
第十三話 阿弥陀堂の怪
第十四話 落下節
第十五話 西鄕首
番外 まがさる
第十六話 隣町のエデン
第十七話 ぢごくもよう
第十八話 魔海
第十九話 蛙の相撲
第二十話 しらかみ幽霊
第二十一話 夜の手
第二十二話 にたり
第二十三話 牢の蟲
第二十四話 拳銃忌
第二十五話 幽霊がいない屋根
第二十六話 手柄山
第二十七話 たからぶね
第二十八話 人魚譚
第二十九話 あの日へ
番外 姫かたり
第三十話 大正三十四年
番外 吉日
第三十一話 群櫻
第三十二話 やぶご
第三十三話 生き魔羅
第三十四話 獄落の湯
第三十五話 雪路の涯
第三十六話 不戻橋

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ドント

4
地獄はここにある。連載サイトが閉鎖され、単行本は2巻まで(2巻は電子のみ)しか出ない憂き目に遭っていたカラスヤサトシのホラー短編集がついに完全版として降臨、その上巻。幽霊妖怪怪異の恐怖ばかりではなくそれらに誘惑され感化される人間の厭な部分がずるり、と現れ、わずか8頁にびっちりと煮凝っている。しかも全話が黒く光って粒揃い。邪悪なる珠玉。漫画の垣根を超えて他ジャンルを見渡しても稀有なクオリティのホラー作品集ではないだろうか。カラスヤのホラーは大袈裟ではなく杉浦日向子『百物語』のように読み継がれる作品だと思う。2025/11/05

Mr.deep

3
なんともおぞましくもどこか地に足の着いた嫌なリアリティのある怪談。なんというか一度見たら脳裏から離れなくなるような強烈なビジュアルが凄まじい。中でも印象的だったのは「大人形」「ぢごくもよう」「人魚譚」「生き魔羅」あたり。2025/11/10

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