内容説明
平凡な社会人生活の唯一の楽しみは、夜のベランダでひとり晩酌をすること。
そんな俺の向かいに住んでいたのは、可愛さと仕事ぶりから会社内でも人気の高い後輩・白帆羊だった!?
「せんぱい。また仕事終わりに、ここで一緒に飲みましょうよ」
数多の男性からの誘いをさらりと断る白帆の無防備な笑顔。
俺にだけ懐く理由は分からぬまま。仕事終わり、ベランダ越しのふたり晩酌は、いつしか日常の楽しみになっていって……。
「会社でだめなら、ベランダでは甘えさせてくださいね?」
後輩以上、恋人未満。――今は、そんな距離感が心地よい。
疲れた日々へのご褒美みたいな、じれ甘ベランダラブコメ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
D
38
やはり、七転先生の社会人ラブコメからしか接種できない栄養があるね。あざとい、もう最高でしょ。今回が初見だったから余計に楽しめた。おもしろかった。帰宅後に一気に読んでしまった。2025/10/31
よっち
14
ベランダでひとり晩酌が趣味の主人公と、向かいに住む後輩・白帆羊との後輩以上恋人未満の関係を描く社会人ラブコメ。総務課として現場をフォローする主人公が住むマンションの向かいに、可愛さと仕事ぶりから社内で人気の後輩・白帆羊が住んでいたことが判明して始まったベランダ越しで2人きりの晩酌。数多の男性からのアプローチにはバッサリ断るのに、なぜか自分だけに懐いてくる羊とプライベートで交流を積み重ねていくうちに、その存在がいつの間にか大きくなっていく展開はなかなか良かったですね。羊視点の描写もいい感じに効いていました。2025/10/31
とってぃー
6
日々の疲れが癒される素敵な物語!ベランダ越しから始まる職場の後輩とのラブコメ作品。七転先生の社会人ラブコメだから取れる栄養あるよな〜!ベランダ越しの程よい距離感から、どんどん近くなって主人公だけに見せる特別な一面が素敵でした。ヒロインのアタックはあからさまであざといですが、女性にグイグイこられるのって理想的でとても可愛らしかったです。そんな2人の交流は金曜日の夜に行われることが多く、お休み前の至福のひと時を想像して、とても癒されますね。懐いてくる後輩との素敵なラブコメを読みたい方はぜひ!2025/11/01
MoriTomo
6
ベランダ越しから始まる職場の後輩ヒロインとのラブコメで、程よい距離感の中に癒しとときめきが詰まっており、日々の疲れを忘れさせてくれるような交流が魅力的でした。 ヒロインが「仕事のできる後輩」というポジションに加え、主人公とは他部署という関係性から、職場での自然な接点や距離感が描かれていて、思わず彼女の存在が気になってしまう描写が印象的です。さらに、プライベートでの交流やヒロイン視点の描写によって物語に深みが増して、主人公にだけ見せる特別な一面がとても良かったです。2025/11/01
Sphene_UmaLove
3
Web版も読ませていただいてるのである意味では再読でもあり、 加筆もありつつと楽しませていただきました。 何度読んでも良いものは良い☺️ いやぁ白帆ちゃんかわいいよ。 懐いてくる距離感近い後輩とか最高に決まってるじゃないですか。 最初からフルスロットル、時々重たい感情ものぞかせる、そんなかわいい後輩です。 じれ甘です。2人の関係に余計なちゃちゃは入りません。 安心して読める、そんな社会人ラブコメです。2025/10/31




