内容説明
累計150万部「准教授・高槻彰良の推察」著者新シリーズ!
バイト先の家事代行で「婿にしたい家政夫No.1」の秋生は、
派遣された貸本屋〈霞書房〉で美貌の店主・透と出会う。
接客すらままならない透の対人恐怖症ぶりに驚くも、
持ち前の面倒見のよさを発揮する秋生。
そんな中、透に「幽霊を祓ってほしい」と言う客が。
実は透の正体は――。
家政夫×貸本屋の祓い屋バディでおくる
心震わすゴースト・ストーリー開幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさか
34
2025年11月文春文庫刊。書き下ろし。新シリーズの1作目。二十一時三十八分の幽霊、ニ〇一号室の女、ごっこ遊びの家、の3つの連作短編。祓い屋の透の除霊方法がユニークで楽しい。家政夫の秋生にはなんかの秘密があると思っていたら案の定、ラストで驚かされる展開があった。展開の予想はできなかったけど…。透と秋生の関係はより深く進んで行くことは予感できます。次巻が楽しみ。2025/12/29
よっち
26
バイト先の家事代行で「婿にしたい家政夫No.1」の犬丸秋生が、派遣された貸本屋〈霞書房〉で美貌の店主・鹿住透と出会う、家政夫×貸本屋の祓い屋バディストーリー。同僚の引退に伴って秋生が引き継いだ仕事先、貸本屋〈霞書房〉と並外れた美貌ながらかなりの対人恐怖症を抱える店主・透、巻き込まれる透の本業。依頼として持ち込まれる毎晩同じ時間に駅に現れる幽霊や、マンションに取り憑いている幽霊に透と挑む展開で、明らかにされていく背景と最後のエピソードにはなかなか来るものがありましたが、乗り越えた2人のこれからに期待ですね。2025/11/06
かさお
24
サクっと軽めに読める内容ながら、ラストでちょっとした爆弾が落とされてドキリとする。ちょっとした違和感や伏線が回収されて、予想以上にウルっときてしまった。けなげに頑張る人見知りで対人スキルゼロの美少年と彼を見守りつつ家政婦しながら助手をこなす好青年大学生コンビ。陰と陽、この2人が出会い距離を詰めていく過程が、私好み。誰にも懐かない妖精をそっと飼い慣らしたい欲望を、この本の中で味わえた感じ。お祓い案件は、優しいもの、悪どくえげつない嫌悪感溢れるもの、とバランスよく配分。続編はあるのだろうか。読みたい。2026/01/11
きたさん
14
幽霊が見えるという、貸本屋主人と家事代行の青年2人によるバディモノ。広い意味では、幽霊がなぜ未練を残し成仏していないのか、という謎を解くミステリ、とはいえるかも。連作短編ですが、ひとつひとつの作品の結末の空気感が違うのが逆に読みやすくてよかった。ただ。3編めはメインとなる事件について、もう少し多めに書いてほしかったかな。2026/01/07
きょん
13
貸本屋を営む対人恐怖症の祓い屋・透と家政夫バイト大学生・秋生のバディもの。学生バイトと言いつつ、家政夫の仕事を入れすぎてたり、秋生の家族との会話の不自然さなどから薄々事情を察することができたが、切なかった。透の兄の事件など隠された事情がまだありそう。2025/12/05
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