内容説明
13歳の誕生日にロードバイクを父から贈られた涼太は勢いでレースに出ることに。選手達はそれぞれ人生模様も乗せてゴール目がけて山をかけ上がる。爽快、自転車疾走小説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
97
【西日本読書感想画コンクール課題図書】誕生日に頼んでもいないロードバイクを貰い、わだかまりを持ったまま父とヒルクライムレースに参加した涼太。負けず嫌いの俊介、あゆとその父親など、レースに挑む参加者たちの群像劇。レース中に他の人の思いに触れたり、アクシデントに見舞われるうち 少年たちにさまざまな気づきが訪れるという爽やかスポーツもの。どちらかというとYAよりは児童書いう感じ。2016/06/14
はじめさん
22
誕生日祝いにピナレロのロードバイクを勤務医の父から贈られた中坊。テニス部だし別に自転車は…と思っていたが、強制的にヒルクライムレースに父とエントリー。苦しい家計をやりくりして台湾メーカーバイクで参戦する同級生「フラペにトゥークリップとか舐めてんのか金持ちがぁ!」、かつて父が治療し、自転車にハマったサイクルガール、まさかのママチャリと学生服の高校生、ひとつのレースに臨む様々なライダーたちの群像劇。/ レースに勝ったら自分を称えろ、レースに負けたら機材を疑えーーロードバイクは機材スポーツ、速さは金で買える。2019/09/07
白雪ちょこ
21
まさに、ザ・青春が詰まっている物語。 ロードレースの話なのかと思いきや、ロードレースを通して、それぞれの中学生達の人生を中心に描かれている、という組み立て方が面白かった。 中学生だからこその悩みや、病弱な少女あゆの物語などが、一番共感できた。 人生のように厳しい坂道を、山を超え、その先に待っていたゴールの清々しさ、達成感。前を向き、自転車を漕いで汗を流し行く中学生達の姿は、とても輝かしいことだろう。2023/11/03
izw
15
距離20km、標高差1200mを自転車でかけ上がるヒルクライムレースに参加した6人の視点からレースを追う。熱いレースを展開しながら、微妙に人間関係が絡み合う6人のわだかまりが徐々に解けていく。爽快感が残るさわやかなストーリーである。2015/06/07
はるき
12
最近流行りのロードレース。児童書で発見して驚いたけど、小中学生から参加できるのか!疾走感が病み付きになる競技らしいけど、競技そのものより関わる人々の人間模様にクローズアップ。家族も友人関係もちょっとした切っ掛けで拗れる。拗れると長くなる。でも、ちょっとした切っ掛けで修復できることを忘れてはいけない。2015/09/11
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- 和書
- 大聖堂 〈下〉 SB文庫




