内容説明
FM誕生に尽力した伝説の経営者の反骨精神
1970年代初頭、日本の新しいメディア「FM」ラジオ放送の誕生に尽力し、人気長寿番組「ジェットストリーム」をはじめ、数々の魅力的なコンテンツでラジオ黄金時代を築いて「ミスターFM」と呼ばれた後藤亘の反骨の半生を綴る評伝。社長就任後、低迷していたFM東京をFM局のトップに導き、後に東京メトロポリタンテレビの社長として破綻の危機から経営を見事に安定させるなど、放送界のカリスマと評される大胆で柔軟な発想での経営手腕に迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
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5
FM東京の立ち上げに携わり、MXテレビの立て直しに奔走した方、後藤亘さんの評伝です。ひょんなことからラジオ業界に飛び込み、ミスターFMと呼ばれるまでになった後藤さん。数々の壁に当たりながら、バイタリティー溢れる行動力で前へ前へと進めていく姿に感動。特に、今も続くジェットストリームの生みの親とは驚き。こういう人がいてこそ、成し遂げられることがあるんだなと思いました。2026/04/18
タ カ ヒ ロ
1
ラジオフリークとして読みたかった一冊。TOKYO FMの歴史はもちろん、後半のMX立て直しのエピソードも興味深かった。2026/05/14
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1
昭和のFM放送の隆盛、そして平成のラジオ衰退期にも、「スペイン坂スタジオ」の設立などで、独自の手腕を発揮した後藤亘のドキュメンタリー。昭和的な暑苦しさを感じる前半だが、その暑さが実はいつの時代においても、先を切り開くパワーだったりするわけで、今の時代にこそ必要な人物像なのかも。 2026/03/13
モビエイト
1
FM放送を大衆のものとした後藤さん。その後も東京MXをデジタル化と共に黒字化を果たしアニメから切り口見つけて累積赤字も返済した経営者。オワコンと言われているラジオ、テレビならでの良さを追求するから生き残れるのだと思いました。2026/02/12
山賀純一
0
既存のラジオが影響力の大きさゆえに戦意高揚に加担した暗い歴史。それに対し、FMは音楽をはじめ新しい文化の担い手として登場した。振り返ると、かっこいい物、いかした物の多くはFMから発信されていたと、気付かされた。反骨魂の背景には、戊辰戦争の歴史がある。キー局ではない、もうひとつの放送史を興味深く読んだ2026/05/24
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