集英社文庫<br> 暗夜鬼譚 狐火恋慕

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集英社文庫
暗夜鬼譚 狐火恋慕

  • 著者名:瀬川貴次【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 集英社(2025/10/23 配信開始予定)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087444612

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内容説明

久継との闘いで傷心の夏樹。朋輩と狩りに出かけるが気分が晴れない。そのころ、男女の仲を取りもつ力があるという一条と瓜二つの謎の尼僧・白王尼とその娘たちが御所に現れる。帝の寵愛を得たい承香殿の女御に召し抱えられた彼女たちの正体は、貴族の願望を叶える代わりに、贄(代償)として人間を次々と惨殺していく物の怪だった……。一方、一条のもとに故郷からの文が届いたのをきっかけに、夏樹は彼の過去を知ることになってゆく。摂理を曲げ、冥府から甦った対価を一条が支払う時がついに訪れるのか!?

目次

第一章 嵐のあと 次なる魔風
第二章 栗栖野での狩り
第三章 菊花の宴
第四章 秘密
第五章 金の瞳
第六章 すすきの原
第七章 願いと代償と
第八章 恋しくば
秋夜行
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

86
前作の対決の後遺症となっている主人公と、まだ黄泉からの帰還からあまり回復しない陰陽師の弟子がいる中で馬頭鬼のあおいだけはいつも通りハイテンションです。その弟子に父親が重い病気にかかっているとの手紙が来て主人公と父親のもとに赴いたりします。さらに宮中に尼さんと三人の娘が登場して話がややこしくなります。実は陰陽師の母親なのですがその正体は・・・・。やはり安倍晴明の若いころだったようですね。主人公もその娘の一人に惚れられますが最後はどうにか普段の生活に戻ります。2024/01/11

tomtom

17
一条の生まれが分かるけど、母親が思っていた以上に怖い人だった。一条がそちら側に行かなくてよかった。あおえが出てくると和むので、二人が邪険に扱わないでいて欲しい。続きも早く出して欲しい。2023/06/08

きょん

11
一条の出生の秘密と怪しげな尼&その娘たち登場で不穏な雰囲気に。2023/01/21

Hugo Grove

9
再読2023/04/06

Hugo Grove

7
読了2023/02/23

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