内容説明
健康意識の高まりとともに筋肉への注目が集まっている。
本書は人間にとって筋肉がいかに重要か、医学、栄養学、スポーツ科学の見地から解説する。
そもそも運動がなぜ健康に良いのか?
人はなぜ疲れるのか?
歳を取るとなぜ痩せるのか?
筋肉の謎に迫る。
そして今研究が進む「マイオカイン」を紐解く。筋肉が分泌するこの物質は臓器や脳に作用し、健康を守りがんの発生を抑制する。
筋肉を鍛え、健康長寿を目指そう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
禿頭王
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筋肉そのものの知識から筋腸相関まで、筋肉に関する総説としてよくまとまっています。「遺伝パターンと運動能力」「筋肉の記憶(マッスルメモリー)」「筋肉疲労の原因は乳酸ではない」など、新しい知見も多々ありました。運動の健康効果の部分は、アンデッシュ・ハンセン『運動脳』と通じると感じました。やっぱり、運動は大事ですね。2025/11/05
すい🕊️
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そもそも筋肉とはなに?からはじまって運動が身体に良いことの理由、筋肉がよろこぶ食事(バランスよいのが一番)などが専門家の視点で述べられてました。筋トレががん予防に効くという報告書があるという驚きの記述も。バランスのよい食生活とできる範囲で身体を動かし続けるのが元気に長生きするための王道なのだと再確認2025/11/04




