内容説明
健康意識の高まりとともに筋肉への注目が集まっている。
本書は人間にとって筋肉がいかに重要か、医学、栄養学、スポーツ科学の見地から解説する。
そもそも運動がなぜ健康に良いのか?
人はなぜ疲れるのか?
歳を取るとなぜ痩せるのか?
筋肉の謎に迫る。
そして今研究が進む「マイオカイン」を紐解く。筋肉が分泌するこの物質は臓器や脳に作用し、健康を守りがんの発生を抑制する。
筋肉を鍛え、健康長寿を目指そう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
91
思った以上に筋肉はすごいと実感した。筋肉からマイオカインというサイトカインが分泌されていることは知っていたが、著者はそのうちのひとつSPARCが大腸がんを防ぐことを突き止めた。運動すると筋肉はマイオカインを介して脳や内臓、特に腸に影響を及ぼして「筋腸相関」と言われている。逆に腸内環境を良くすることが筋肉の代謝とマイオカインの分泌を良好にするらしい。高齢になると筋肉は自然に減少するので、朝食からタンパク質をとって、食後軽い運動をする、運動後30分以内に食事を開始する、しっかり睡眠をとることを心がけましょう。2025/11/28
とも
18
健康のため、筋肉と運動がよいということがこれでもかと書かれている。ロジカルに説明されておりわかりやすい。2025/11/30
読人
7
まるでブルーバックスみたいで中公新書らしくないタイトルの新書。知っている内容が少なくなかったが、疲労の仕組みやマイオカイン、特に大腸がん予防効果の知見を得られたのがプラス。加圧トレーニングがなぜ筋肥大効果があるのかも理解できた。筋トレを継続するモチベーション維持にはこうした新しい知識を取り入れることも大事だと感じる。プッシュアップとブルガリアンスクワットしようっと。2025/11/24
たかぴ
5
マイオカインの働きは人体に良い事も悪い事もする。其れも筋肉の活動量によりというのが。高齢期に入っても運動は大事だねぇ。2025/12/07
YOMIPITO
5
筋肉の増やし方よりも、代謝/分泌機能に焦点を当てて体のシステム全体がどう機能しているかを説明している点が面白い。もっとも第四章以降は運動強度や食事といったよく聞く話が多くなる。 記憶すべき新知識は以下。 ・遅筋/速筋の割合は遺伝で決まる。 ・筋肉は代謝臓器であり分泌臓器である。 ・内臓脂肪による炎症は筋肉を萎縮させる。 ・腸と筋肉の機能は影響し合っている。 ・腸内環境を整えるには発酵食品に劣らず食物繊維が重要。2025/12/06
-
- 洋書
- The Qur'an




