シェー!!の自叙伝

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シェー!!の自叙伝

  • ISBN:9784794980168

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内容説明

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レア写真+図版400点以上掲載!!

“ギャグマンガの王様” 赤塚不二夫による、
その生い立ち、トキワ荘での青春と苦悩、
『天才バカボン』『おそ松くん』誕生秘話、
「映画」「食」「猫」…などへの考察が一挙丸わかり!
「ギャグに賭けた人生」を活字で知ることができる一冊。

長年入手困難だった赤塚不二夫の初エッセイ本『シェー!! の自叙伝
ぼくとおそ松くん』の約60年振りの復刻に加え、歴代の単行本未収
録エッセイ&インタビューを厳選して収録する。編者・松木健也
(フジオ・プロダクション)による各作品の深掘りガイドや年譜で、
赤塚不二夫をさらに深く知ることができる。


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【目次】
本書カバー絵の秘密
はじめに
第1章 シェー!!の自叙伝 ぼくとおそ松くん
第2章 四畳半の西日 青春の軌跡
第3章 ふるさと人物伝 人生はギャグなのだ
第4章 短編エッセイ・インタビュー集
特別付録 イヤミ色紙集
収録作品 深掘りガイド
赤塚不二夫 年譜
おわりに

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赤塚不二夫(あかつかふじお)【著】
1935年9月14日、旧満州国(現・中国東北部)に生まれる。手塚治虫の『ロストワールド』に影響を受け、マンガ家を志す。1956年、貸本向け単行本『嵐をこえて』でマンガ家デビュー。多くのマンガ家たちを輩出した伝説の「トキワ荘」に入居し、1958年、『ナマちゃん』で念願の少年誌初連載を獲得。1962年、『おそ松くん』『ひみつのアッコちゃん』の連載を開始。イヤミが口にする「シェー!」の言葉やポーズは日本中で大流行した。後に『天才バカボン』『もーれつア太郎』『レッツラゴン』『ギャグゲリラ』など、数々のヒット作を生み出し、ギャグマンガの王様”と評され、その影響力は今日も続いている。1998年、紫綬褒章を受章。2002年、脳内出血で倒れ、以後闘病生活に。2008年8月2日、逝去。享年72。

松木健也(まつきたつや)【編】
1986年9月12日、新潟市に生まれる。1990 年代後半より赤塚マンガにハマり、2000年、赤塚不二夫からファンレターの返信(サイン色紙)を貰ったことをきっかけに、ますます虜に。2007年、株式会社フジオ・プロダクション入社。現在は出版、展覧会、原画管理などに携わる。企画した書籍に『ひらがなおそまつくん』(竹書房・2021年)、『まんが 赤塚不二夫伝 ギャグほどすてきな商売はない!!』(光文社・2023年)などがある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

61
赤塚不二夫がいろんな時代に、様々なところで書いた自伝やエッセイをまとめたもの。書いた年代によって振り返る場面が違ったり、掲載される雑誌やその読者に向けて、アプローチが変わったりする。それが、赤塚のサービス精神のあらわれだと巻末に編者が語っている。読みながら、赤塚不二夫は、心優しく精神の細やかな人だったんだなと感じる。それがギャグも過激になり、自分そのものがギャグを演じるようになり、心を静めたり昂らせたりするために、お酒に溺れていったんじゃないかと。ギャグに生きた人生だったんだな。2025/10/13

ぐうぐう

21
約60年前に刊行された赤塚不二夫初のエッセイ『シェー‼︎の自叙伝』復刻版。しかも、そこに単行本未収録エッセイやインタビューを追加し、しかも「深掘りガイド」と銘打って補足説明もあり、年譜まで追記するという至れり尽くせり充実の内容が素晴らしい。『シェー‼︎の自叙伝』はちょうど『おそ松くん』が空前の大ヒットを記録している最中の刊行で、『おそ松くん』のメイキング的解説が赤塚の創作過程を披露していて、実に興味深い。赤塚の半生において、トキワ荘時代は避けて通れない期間だが『四畳半の西日』という自伝では、(つづく)2025/09/25

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