講談社文庫<br> 太陽諸島

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講談社文庫
太陽諸島

  • 著者名:多和田葉子【著】
  • 価格 ¥869(本体¥790)
  • 講談社(2025/10発売)
  • 読書週間の1冊を!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~11/3)
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  • ISBN:9784065412237

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内容説明

世界文学の旗手が紡ぐ、初の連作長篇三部作、完結!
響きあう言葉とともに地球を旅する仲間たちの行方は――。
国境を越えて人と人をつなぐ、新しい時代の神話

ヨーロッパで移民として生きるため、自家製の言語「パンスカ」をつくり出したHirukoは、
消えてしまった故郷の島国を探して、仲間たちと共に船の旅に出る。
一行を乗せた船はコペンハーゲンからバルト海を東へ進むが、
沿岸の港町では次々と謎めいた人物が乗り込んできて――。

言葉で結びついた仲間たちの、時空を超えた出会いと冒険を描く、多和田葉子の新たな代表作。
『地球にちりばめられて』『星に仄めかされて』に続くサーガ、ついに完結!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

piro

31
『地球にちりばめられて』、『星に仄めかされて』に続く三部作完結編。失われたとされるHirukoの故郷を目指し、バルト海を東に向かう船に乗る一行。それぞれの視点で旅の様子が語られますが、正直言ってストーリーはよくわからない。所々に差し挟まれる言葉遊びの様な会話、民族のアイデンティティを思い起こさせるエピソードは、異国の地で暮らす人の心の中に仮想の故国を意識させる。物理的な国を失うという、あるかも知れない未来を想像し、その時どう生きるのかをHirukoが指し示してくれる様にも感じました。2025/10/28

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