原発避難計画の虚構 公文書が暴く冷酷な国家の真意

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原発避難計画の虚構 公文書が暴く冷酷な国家の真意

  • 著者名:日野行介【著者】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 朝日新聞出版(2025/10発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 660pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022520944

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内容説明

原発避難計画が議論される、政府と自治体の関係者を集めた秘密会議。
非公開の議事録に記されていたのは「イカサマ」の連続だった!!
調査報道記者が幾重にも隠された真実を掘り起こしていく。

◆目次◆
プロローグ――原発避難計画の虚構を暴く長い旅へ
第1章 隠された策定プロセス・上 「議論を隠す会議のマトリョーシカ人形」
第2章 隠された策定プロセス・中 「国と自治体による密室の攻防戦」
第3章 隠された策定プロセス・下 「始めから虚構の避難計画」
第4章 安定ヨウ素剤――UPZで事前に配らない理由
第5章 避難退域時検査――迅速な避難を妨げる「ボトルネック」
第6章 本当にバスは来るのか?――被ばく限度1ミリシーベルトの〝縛り?
第7章 甲状腺被ばく線量モニタリング――福島の失敗を乗り越えたのか?
第8章 避難計画によって拡大する「原発無法地帯」
エピローグ――常軌を逸した避難計画 
経過表
対談 なぜインチキな原発政策が続くのか 広瀬弘忠×日野行介 
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

読特

41
原発が爆発。一刻も早く逃げたいが、バスは来ない。運転手も被ばくは嫌だ。安定ヨウ素剤は配られるのか?配布場所が知らされていない。なぜ、事前に渡しておいてはくれないのか?そのとき気付く、逃げられては困るのだと。…避難計画策定は、再稼働のアリバイ作りのため。住民のためでは決してない。理屈は無視。常識も良識もそこにはない。行き場を失う人が出ようが、国が潰れる恐れがあろうが、突っぱねる。原発推進は政府の方針。それを支えるのは、再稼働支持の世論。忘れられるフクシマ。歴史に学べない人々。そのとき気付く、明日はないと。2025/11/12

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