真説・日本の金型産業論 甦れ！世界が憧れる”Made in Japan”

著者名：横田悦二郎/一般社団法人日本金型工業会金型産業戦略会議

日刊工業新聞社（2025/09発売）

• ISBN：9784526084010

内容説明

私たちの身の回りにある製品は「金型」なくして製造することはできない。金型は半導体と同じくらいにモノづくりに欠かせないものである。日本の金型技術は世界に誇るべきレベルであり、今後の日本を牽引していくに違いない。本書は日本の金型産業がより発展していくためのヒントを記した1冊である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[tetsubun1000mg]

金型を発注する企業の判断なので、受注を受ける側の対応は難しいでしょう。　販路を広げるか値上げに持ち込むかかな。

2025/09/29

[ろべると]

金型はものづくりのカギを握り、あらゆる機械や装置の構成部品は金型によって作られていると言っても過言ではない。スマホのカメラレンズなど、高精度の微細加工製品を生み出す金型づくりは日本が世界一である。しかるに金型に対する世間の認知度は低く、若い人達もやって来ない。金型はコメと同じくらい大切で、半導体などよりよほど重要なのに、なんたることか！という金型産業界の皆さんの憤激がいやというほど伝わってくる。それなら町工場を結集して、世界のものづくりを支配するグローバル戦略を作ってぜひ打って出ていただきたいものである。

2025/10/14

[黒とかげ]

うーん。金型業界の教科書には使えるが、新しい産業論はまったくなかった。まあ、この手の書籍に冒険的、あるいはギャンブル的なものは書けないか……。

2025/09/10

[ゼロ投資大学]

かつての半導体と並んで日本の主力産業であったのが金型産業である。日本の技術力は世界でも高く評価されており、画一的な製品を大量生産するのに適していた。今は市場のニーズが変化するのが早いので、それに適応することが重要だ。

2025/09/02