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人の心の弱さと醜さを映す奇奇怪怪の世界。小泉八雲の17作品を現代超訳。神秘的なイラストとともに贈る1話5分の短編集。
人の心の弱さと醜さを映す
奇奇怪怪な物語の世界へ
NHK朝ドラ「ばけばけ」で話題の小泉八雲の怪談が1話5分で読み切れる短編集。珠玉の名作17篇をその世界観が際立つ現代超訳に。気鋭のアーティスト6名が描く、ずっと眺めていたくなる神秘的なイラストとともにお届けする。
参加アーティスト:カワグチタクヤ/さとま/すり餌/HER/橋賢亀/Minoru
著・文・その他:小泉八雲
1850年、ラフカディオ・ハーンとしてギリシャに生まれる。1890年に来日、1896年に日本に帰化し小泉八雲と名のる。1904年没。『知られぬ日本の面影』『怪談』『骨董』など、日本関係の著作は十数冊にのぼり、今も多くの人の心をひきつけてやまない。
翻訳:亡霊
小泉八雲の文学をこよなく愛する怪談ライター。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
16
「ばけばけ」由来の小泉八雲再訪。 「耳なし芳一」、「雪女」位しか知らない自分には、知っている怪談と小泉八雲のマッチングができました。 あくまで怪談なので、「稲むらの火」や「TSUNAMI」に関わる話は収録されていません。 2025/12/20
ズー
16
八雲の怪談というと「耳なし芳一」ぐらいしか知らなかったので、いろんなお話が現代語役で1話5分程度で納められており、綺麗な絵と共に読める、非常に八雲入門しやすい本であった。実際はもっとそれぞれ長いのかな?やはり原作も読みたくなってくる。どことなく怪談って時代背景が違うし、そんな怖く感じないかなと思ったけど、そんなことはなかった。ゾッとした!これが夜に抑揚をつけて語られたりしたら、そりゃエンタメだなぁと思ったり。怖くも美しい世界。2025/11/28
yuko
6
朝ドラで小泉八雲夫妻の話が始まったので、改めて怪談を読みたいと思っていた所、挿絵の美しさに一目惚れした。 子供の頃から、ドラマで見たりいくつかは本でも読んだりして、殆どが知っている物語だったが、美しい挿絵と共に読むとまた趣深い物だった。 勿論恐ろしい話や不思議な話なのだが、海外ホラーとは違う美しさや雅やかさを感じることが出来た。 小学生の頃に担任の先生が聞かせてくださった「違約」破られた約束は、女の執着の恐ろしさを感じる話なのだが、何故かとても好きな話だ。2025/10/07
土筆
5
小泉八雲。ずっと読んでみたいと思っていたが、何から読めばと悩みすぎ、やっとこれぞという1冊に出会った。6名のイラストレーターさんが挿絵を描きつつ有名な話を紹介してくれる。私は橋賢亀さんの『ファンタジーアイデア集』でファンになりそしてあの犬のとりこになり。しかし、「AI絵」じゃないのを証明するためにレイヤー別でデータくれってひどいな。気持ちはわかるが、昔ながらのアナログの人ならレイヤーなんて使わないし、デジタルレイヤーさんならそこにその人の技術がつまってるんだから。小泉さんは知ってる話多くて驚いた。さすが!2025/11/02
取り柄無し
4
のっけの「鏡と鐘と」が凄まじかった。「茶碗の中」と同じアイディアだけど、「茶碗の中」よりも好き。「常識」は今昔物語に全く同じのがあって、あくまで「再話」であるのを再認識。『怪談』も『骨董』もそのうち読みたい。2025/11/21




