集英社文庫<br> 小説 小栗上野介 日本の近代化を仕掛けた男 下

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集英社文庫
小説 小栗上野介 日本の近代化を仕掛けた男 下

  • 著者名:童門冬二【著】
  • 価格 ¥957(本体¥870)
  • 集英社(2025/10発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784087448085

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内容説明

技術発展、様々な制度、政治の在り方など、近代国家の姿に衝撃を受けた小栗上野介は、米国からの帰国後、横須賀製鉄所の建設や日本初の株式会社設立、郡県制の導入などを推進する。だが、急進的な構想と率直な物言いは周囲の反発を招く。さらに、薩長中心の新政府の力が増す中、ある嫌疑をかけられ…。日本の近代化を仕掛けた異才の功績と、その儚い運命、そして幕末史の裏側に迫る歴史長編。2027年NHK大河ドラマ「逆賊の幕臣」(松坂桃李主演)の主人公はどんな人物だったのか?

目次

外国奉行・勘定奉行に
激動する政局への戦略
大椿、落花す
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

92
下巻では海外から戻り、外国奉行や勘定奉行の役割を行いますが毀誉褒貶が激しく余り長続きしないようです。井伊直弼には重用されます。頭がよすぎて鋭すぎて敵を作りやすいのでしょう。勝海舟とは経歴には共通点が多いものの後世の評価は勝の方が上回るようです。が、この本を読んでみてもう少し人あたりがよく生きながらえていたらと思わざるを得ません。木内昇さんの「鑑賞」がまとまっています。童門さんは世間であまり知られていない人物を探し出すのがお上手です(上杉鷹山、直江兼続、蒲生氏郷、立花宗茂、細井平洲など)。2025/09/10

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