幻冬舎新書<br> 脳から心が生まれる秘密

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幻冬舎新書
脳から心が生まれる秘密

  • 著者名:津田一郎【著】
  • 価格 ¥982(本体¥893)
  • 幻冬舎(2025/09発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344987852

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内容説明

脳はどう心を生み出すのか?
数学、物理学、脳科学を横断しながら、脳と心の仕組みを解き明かす過程でたどり着いたのは「カオス理論」だった。
天気のように、気温・湿度や風など、わずかな条件の違いが最終的に大きな変化を生むカオス的運動。
この予測不能ながらも規則的な動きが、実は私たちの脳内でも起きている。
1000億個もの脳細胞の集まりが心を生み出す秘密は、一見バラバラに思える細胞たちの動きの中に潜む、秩序を創り出す力にある。
数学者が数式を一切使わずに「心の正体」に迫った知的興奮の一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

77
著者の専門はカオス系の数理科学。本書はカオスを観測のツールとして脳と心を捉えることはできないかと考えてきたことをまとめたもの。そもそもカオス理論に馴染みがないので、ローレンツ・アトラクターというカオス理論の始まりとなった考え方も知りませんでしたし、著者のカオス的な状態にノイズを加えると、逆に秩序を持った状態になるというノイズ・インデュースド・オーダーというモデルもよくわかりません。脳というカオス的な状態空間に外からノイズが加わることで意識や記憶といった秩序が生まれるらしいです。あまりピンときませんでした。2025/11/24

Katsuto Yoshinaga

10
要素還元論では理解できない対象、あくまでも全体を見なくては理解できないような対象を複雑系と呼び、脳は複雑系。生命は絶えず状態変化しつつエントロピーが減少方向に向かう秩序状態の集まりであり、脳内の状態の状態も絶えず変化している。因果の逆転や時間の逆転構造が生じており、脳は決定論にも当てはまりづらい。脳内で起きている予測不能ながら規則的な動きを、カオス理論により…。といったことでまだ1/3程度。とにかく歯応えありすぎで、噛んで含めるように読むとなんとなくわかるし、面白いとは思うが、まあ読み切るのに難儀した。2025/11/27

たいこ

4
ちょっと難しすぎる。カオス状態にノイズを加えて秩序が生まれるとか。結局脳から心が生まれる仕組みはわかってへんねやな。脳神経が多すぎてうわーってなって心が生まれるんやったら、AIが今よりもっと進化して限りなく脳に近いものを作れるようになったら、そこから心が生まれる可能性もあるやん。2025/12/14

zratranics

3
人間の心、知性の生まれる仕組みをカオス理論で説明してくれている本。私にカオス理論にまつわる自然科学的な知識が無さすぎて・・。関連本とも読み比べながら、もう少し理解を深めたいです。「自由意志はあるか」の議論で、カオス的決定論においては、未来に1点を定め、現在取りうる道を自由に選択するという意味で、自由は成立する・・と言っていて、これは、ドラえもんの第1話で、のび太の未来を変えに22世紀から来たセワシが、「同じ大阪へ行くにも、交通手段は自由に選べる」という話をしていた、あれだなと思いました。2025/12/06

仮ッ子

1
難しくてほとんど分からなかった(^^;; 心と数学のお話が面白かった。2026/01/01

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