内容説明
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“世界のMAO”が魅せる、音楽の極限
「クラシック界の大谷翔平」との呼び声高い、世界に誇る天才ピアニスト。自らその煌めく青春を綴った待望のエッセイ第二弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ばう
54
ピアニスト藤田真央さんのエッセイ第2弾(因みに1冊目は読んでません🙇♀️)。タイトル通り演奏の為に世界各国を旅するその様子が書かれています。どう曲と向き合うか、各地のピアノとどう合わせていくか?共演するオーケストラの響きに合った音楽をその都度どう作り出していくか?その過程が詳しく綴られていて改めてプロのピアニストの凄さを感じました。ピアニストの方はそんな深遠な事を考えながら演奏していたのか⁉︎とプロの凄さを教えられた気がします。藤田真央というピアニストに更に興味が湧いたので1冊目も読んでみようかな?2026/03/15
陽子
45
ユーモアに富んでとても読みやすい。再びピアニストの藤田真央さんと共に、世界中を旅しながら音楽と世界各地の風土を感じ、時に色々な食べ物を楽しむ。リアルなピアニストの移動と本番に向けての調整の大変さを垣間見る。真央さんのメンタルの強さと、徹底的にやり抜く集中力の高さに感嘆。音〜音楽は命そのもので、世界共通の言語のよう。生身の人間でなければ、この世界は決して表現できないと改めて確信した。どこまでも愚直に真摯に音を追求していく音楽家の方々の姿に頭が下がる。そんな素晴らしいライブコンサートでの音の波に漂いたくなる。2025/11/15
碧緑(あおみどり)
17
ドイツのベルリンに拠点を置き、学生として音楽の勉強を続けながら、切れ目なく演奏旅行を続ける藤田さんの(ほぼ)旅日記。エッセイ集の2冊目では、中国ツアーについても語られる。ヨーロッパの音楽祭では年を追うごとに重要なコマで演奏ができるようになり、ステップアップができているが、それでもさらに成長を目指して「ジャンパー」として有名ピアニストの代役も買って出る。時にそのため過密スケジュールとなり、能登半島の震災後、五嶋みどりさんとの来日コンサートでは、楽屋裏で爆睡してしまうシーンも。大丈夫かなあ。2026/01/03
スリカータ
13
今回も読み応えたっぷり。写真も豪華絢爛で、満足のいく1冊でした。藤田真央さんの綴る文章には特有のリズム感があり、彼が奏でるピアノに通じるものがあります。更には語彙が豊富ですので、緊迫感ある本番の細部が音になって脳内に蘇りました。細かなフレーズどころか、一音たりとも気を抜かない計算を尽くした演奏は、当意即妙、天衣無縫に聞こえて、演じる者の頭の中を覗けた感じがしました。2026/03/13
ろべると
11
今や日本人ピアニストの中で世界のトップに立つ藤田真央。コンサートを駆け巡る日々を書き綴った文章からは、日夜真摯に音楽に対峙する姿が伝わってくる。コンサートにおけるプロの演奏家ならではの気づきや一流演奏家とのコミュニケーションの内側も興味深く、一方でお茶目な一面も微笑ましい。音楽に聴衆に誠実に接する彼は、商業主義や自己の欲特にまみれたような他のピアニストたち(特に某)とは一線を画す。おばさま方に人気沸騰ゆえにチケットの入手もままならないが、次の機会にはこちらもより真摯に彼の奏でる音楽に耳を傾けようと思う。2025/12/10
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