がん患者の外見の悩みを解決する 希望のアピアランスケア

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がん患者の外見の悩みを解決する 希望のアピアランスケア

  • 著者名:堀口和美【著】
  • 価格 ¥940(本体¥855)
  • 幻冬舎メディアコンサルティング(2025/09発売)
  • 2026年も読書三昧!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/12)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344693852

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内容説明

「先生は私の人生を台無しにしました」――
がん患者からの一言が、医師の価値観を変えた

がん患者の一言が問いかける、医療の本質
外見ケアから始まる“その後”の支援とは


「先生、私のがんを治してくださりありがとうございました。でも、先生は私の人生を台無しにしました」――
乳がん治療を終えた患者のこの一言が、著者の医師としての価値観を根底から揺るがしました。命を救うことが最優先されるがん治療の現場では、脱毛や肌荒れ、体重の変化といった外見の変化は「仕方のないこと」とされ、見過ごされがちです。しかし、治療後の人生において外見の喪失は、患者の自信や尊厳、生きる力を深く蝕むことがあります。
本書では、著者がアピアランスケアの重要性に気づき、美容の知識を学び、病院内に専門チームを立ち上げ、さらに自身のクリニックを開業するまでの歩みを通して、外見ケアの実践と可能性を解説します。医学的・整容的・心理社会的支援を通じて、がん患者の「その後の人生」を支えるために――――がん患者、医療従事者、美容関係者、そして社会全体に届けたい、必読の一冊です。

目次

はじめに
[第1章]
「生きるための治療」だけでは取り除けない痛み
外見の変化によって悩むがん患者
がんは治る時代、それでも増え続ける乳がん
医師の視線の外側にある、もう一つの苦しみ
日常生活を脅かし、生きる気力を奪う外見の変化
外科医としての私が、初めて〝がんと外見〟を意識した日
苛立ちながらも口を閉ざす患者たち
私を変えた〝アピアランスケア〟という言葉
思い描いたケアは、病院では実現できなかった
キャリアを変えてでもやりたかった、本当に届けたい医療
[第2章]
社会における自分らしさを取り戻す
がん患者のための「アピアランスケア」とは
現場で感じる、本当に必要なサポートとは?
国内のアピアランスケア事情
自費治療は「効果があるかよく分からない治療」?
海外では当たり前の外見ケア、日本との差は?
心も体も支えるケアの歴史
「若々しさ」や「美しさ」ではなく、「自分らしさ」を引き出すケア
医療的アプローチとしてのアピアランスケアとその役割
当たり前だった人生を取り戻す外見ケア
がんにかかる前より、かわいい自分になる
患者の鋭い言葉がメンタルケアでは不十分と教えてくれた
民間療法や代替医療は避けるべきか?
国の考えるアピアランスケア
[第3章]
脱毛や肌の変色、手術痕……
個々の外見に対する悩みを治療し、がん治療前よりも自信を持てる魅力的な外見をつくる
アピアランスケアがもたらす、自信と社会復帰への道
外見の変化にどう向き合う? 実践的なアドバイス
抗がん剤治療による外見変化への具体的な対応策
なぜがんの治療で髪を失ってしまうのか?
発毛治療の基本は「塗る」
発毛効果が高い3種類の内服治療
最も効果が高い再発毛促進治療は「打つ」
初期脱毛を感じたら効果が出ている証拠
髪が生えそろうには何年かかる?
がん治療によって皮膚はどうなる?
保湿と紫外線カットがホームケアの基本
保険診療だけでは改善の難しい皮膚の外見の治療
皮膚の色素沈着を改善する機器を使った治療
眉毛、まつ毛、乳首を医療アートメイクでよみがえらせる
医師または看護師にしか医療アートメイクはできない!
がん治療と医療アートメイクは同時期に行っても大丈夫?
アピランスケアを早く始めることのメリット
患者の一生に責任を持つ姿勢
NACへの医療アートメイク
医療アートメイクの回数は少ないほうがよい
施術後はちょっとした注意をするだけでOK
アピアランスケアが人生の転機になる
新しい体を試して、新しい体に慣れる
医療と美容の連携でその人らしい美しさを引き出す
[第4章]
外見の治療だけでは本当のケアとはいえない
多職種で連携・支援を行い社会における自分らしさを取り戻すための「心」のケアを行う
病院で実践されるアピアランスケア、支援の体制づくり
外見ケアに欠かせない皮膚科医の存在
乳がんに特化した認定看護師の存在がケアの重要性を物語る
看護師が積極的にアピアランスケアを広めてほしい
患者のQOLを握る薬剤師
爪のスカルプは要注意。緑膿菌感染のリスク大
リンパマッサージによるリンパ浮腫の恐怖
味覚障害でも栄養バランスの取れた食事をしてほしい
真のチーム医療、多職種連携を目指す
[第5章]
アピアランスケアは発展途上
患者にとって希望に満ちたケアとなるために
潜在的に埋もれている患者の掘り起こしが大きな課題
がんについての知識があまりに乏しい世間
がんとアピアランスケアを世に知らしめるために
実は大切な患者教育
がんにかかったら連絡してもらえるようなクリニックへ
自治体がウィッグ購入に助成金を捻出
医療とテクノロジーを活用した新しい一歩
がん治療の進展に伴うアピアランスケアの役割の変化
カウンセリングの大切さを改めて知ってもらいたい
がんとともに生きるあなたに、あなたらしい美しさを
おわりに

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