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内容説明
2025年現在、世界は明らかにAIバブルのただ中にある。投資の過熱、不透明な評価、過剰な期待、未成熟な制度、そして現場の混乱―どれをとっても、2000年前後のドットコム・バブルやスマートフォンバブルと酷似している。
そして、バブルは必ず崩壊する。歴史上、崩壊しなかったバブルは、ない。
だがその崩壊は、最終的には悲劇ではない。泡がはじけ、地面が見えるからこそ、本当に根付く技術が選ばれる。そしてそのとき、「AIを正しく使える者」が生き残るのだ。
そのためには、いまから備えるしかない。本書を読むことで、AIを正しく使うための力を身に付けてほしい。
・何が幻想で、何が現実かを見極める力
・投資家の視点ではなく、利用者の視点で技術を見通す力
・AIに任せるべきことと、人間が絶対に責任を持つべきことを見分ける力
・崩壊後にも残る「強い技術」と「確実な勝ち筋」を見つける力
(「序章」より)
目次
序章 AI狂想曲2025
第1章 シンギュラリティ論にさかのぼるAIバブルの起源
●シンギュラリティをめぐる論争
●急速に進化したAIの現在地
●AIの歴史を振り返る
第2章 現在のAIバブルの実像と崩壊へのシナリオ
●現在のAIがバブルであると断言する理由
●AIバブル崩壊を加速させる4つのメカニズム
●AIバブル崩壊への想定シナリオ
第3章 バブル崩壊が明らかにする、AIの不都合な真実と根源的な価値
●AI導入企業が抱える不都合な真実
●データ不足で立ち止まるAI
●見通しの立たないAIの未解決問題
第4章 AIバブル崩壊後の生存戦略
●AI否定論という致命的な間違い
●AIバブル崩壊後に生き残る企業・業界の未来予測
●AIバブル崩壊後に生き残るユーザー企業となるために
第5章 AIの新たな広野を歩くために
●AIエージェントの可能性と現在地
●AI時代に求められるビジネスパーソンの心構え
●AIとどう生きるか
おわりに