出版社内容情報
ガンから生還した著者が、自ら実践して効果のあった食事と生活習慣を紹介。前作「ガン患者学」の実践編。
内容説明
自らがんを患うノンフィクション作家・柳原和子は、長期生存を勝ち得た先輩患者たちを訪ね、『がん患者学』を上梓。彼らのほとんどに共通していたのは、告知直後からの食事と心の療法だった。「生き残るために患者たちはいったい何を食べ、いかに生きてきたのか?」彼らの日常生活、特に食事療法を模倣しているうちにたどり着いた、著者の養生ごはんと養生術。ここに再現し、結果を報告する。
目次
第1部 闘病
第2部 模索
第3部 挑戦
第4部 再生
第5部 養生ごはん集
巻末特別対談 5年目のセカンドオピニオン
著者等紹介
柳原和子[ヤナギハラカズコ]
1950年生まれ。東京女子大学社会学科卒。世界各国を精力的に取材してまわり、『「在外」日本人』『カンボジアの24色のクレヨン』(晶文社)を著したノンフィクション作家。『がん患者学』(晶文社)では、自らのがん闘病の渦中に、医療の予測を超えて長期生存を果たした先輩患者たちに「治すために何をしてきたのか」を問いかけ、患者の視点で専門家と対話。患者だけでなく、医療界にも大きな波紋を投げかけた。さらに、がんを受容することで始まる充実した人生を提唱した『がん生還者たち』(中央公論新社)を出版。がん患者の視点で、がん医療のみならず現代という時代を追求している
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