内容説明
「結局、ラジオはパーソナリティのものなんだよ」。AD時代に放送作家さんに言われたこの一言が忘れられない――ラジオ番組の賛否を背負うパーソナリティ。その魅力や必要な能力、聴く人を味方につける技術とは。ジェーン・スー、山里亮太、おぎやはぎ、バナナマン、ハライチ、アルコ&ピース、向井慧、ヒコロヒー、極楽とんぼとの対談を通して、25年間ラジオに携わってきたプロデューサーが考えるラジオパーソナリティ論。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
manabukimoto
2
TBSラジオリスナー必読の副読本。 ラジオプロヂューサー宮嵜さんのラジオ論。永六輔から極楽とんぼまで、パーソナリティのエピソードや対談が詰まった一冊。 ジェーン・スーさんが「情緒みたいなものが声色に乗りすぎるとうざい」と考えてて、とにかく「うるさい」と思われないことを心がけている。 その一方、喜怒哀楽(特に怒)をはっきりと出す小島慶子さん。メール読みの達人という紹介だったが、丸くなった現在のTBSラジオの新旧比較に思えた(どちらも好きだが)。 宇多丸、荻上チキ、安住アナが加わればコンプリートだったのに。2025/09/22
Urahomot
0
『JUNK』をはじめTBSラジオの深夜番組を長年手がけてきた筆者が、歴代パーソナリティとの対談を通じて導き出したラジオ論。同年代、同業者のぼくにとって、日頃抱いていたさまざまな思いを言語化してもらいスッキリした、というのが率直な感想。ポッドキャストやYouTubeとラジオとの向き合い方の違いは、ジェーン・スーさんやお笑い芸人たちの言葉の端々にいちいち共感させられた。地上波ラジオは「本音」ではなく「素」を見せるメディア。間口は広く「うるさい」と思われたら負け。生活者にとことん寄り添う。そうすれば生き残れる。2025/09/23
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