内容説明
盗犯捜査を担当する警視庁捜査三課の萩尾警部補は若き相棒の武田秋穂とともに、今日もプロの泥棒と対峙する。強盗殺人で逮捕されたのは空き巣常習犯の『牛丼の松』と呼ばれる男だった。萩尾が何度も逮捕した男で人、プロの泥棒が人を殺すわけがない。真犯人は必ずいる……(「常習犯」より)。このほかに6編を収録。
「消えたホトケ」
「職分」
「正当防衛」
「目撃者」
「粘土板」
「手口」
を収録。
職人刑事の観察眼が冴えわたる「萩尾警部補」シリーズ、初の短編集!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
186
今野 敏は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。「萩尾警部補」シリーズ第四弾は、初の短編集でした。 オススメは、「常習犯」&「手口」です。気楽に読めます。 https://www.futabasha.co.jp/book/978457524842500000002025/10/26
旅するランナー
180
萩尾警部補シリーズ④。警視庁捜査第三課で窃盗捜査ひと筋、48歳のベテラン刑事の観察眼が光る7短編。32歳の相棒武田秋穂とのコンビネーションもとても良い。牛丼の松、ホトケの善蔵、アキバのモリ…相手もプロの常習犯なのが面白い。2025/12/31
いつでも母さん
128
久しぶりの萩尾警部補シリーズ!その第4弾は連作短編7話。どれも萩尾らしさ全開で面白く読んだ。他のシリーズに比べ地味に見えるが、三課(盗犯・窃盗)だからこれで好いのだ。相棒の武田秋穂の成長も頼もしい。萩尾の矜持がカッコイイ!そして、盗人にも仁義ありというか、気質?そこが面白いのは小説だからね(汗)2025/10/12
タイ子
90
本作は警視庁第三課(盗犯捜査課)の萩尾警部補が活躍するシリーズ第4弾。萩尾が窃盗犯にある意味尊敬の意味でそれぞれあだ名をつけているのが笑える。ベテラン警部補を頼って捜査一課の刑事が何かとすり寄ってくるのも面白いが、萩尾の部下の女性刑事・武田秋穂の存在が今回もいい。捜査一課に行きたいと言いながら、萩尾を尊敬する姿がかわいい。係長が秋穂に言うセリフ「3課だって捨てたもんじゃないぞ。殺人事件で奪われた命は取り返せない。でも、俺たち盗犯係は奪われたものを取り返すことができる」納得の一言。シリーズ初の短編集。2025/10/25
ひさか
51
小説推理2010年8月号常習犯、2018年1月号消えたホトケ、2022年12月号職分、2023年6月号正当防衛、2025年2月号目撃者、3月号粘土板、6月号手口、の7つの連作短編を2025年9月双葉社刊。常習犯という短編は、数冊の本に収録されていて、名作なんだと思う。萩尾警部補はかなり職人気質めいた書き方がされているなぁという点に今回気づいた。秋穂に自ら「弟子です」と言わせているところが良い。2025/12/19
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