ヤバい保険の経済学――〈選択問題〉で、なぜいつもコケてしまうのか?

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ヤバい保険の経済学――〈選択問題〉で、なぜいつもコケてしまうのか?

  • ISBN:9784622097853

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内容説明

「保険を楽しくするなんて!…教科書なんか捨てて、経済学は本書で学ぶべきだ!」スティーブン・レヴィット(『ヤバい経済学』)。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

18
保険という商品の成り立ちやその仕組みを解説した一冊。実際の例も多く分かりやすく書いてくれているとは思うものの、肝心なところがいまひとつ届かない、それだけ保険って難しいものなのかなと思った。2025/12/25

カエル子

8
旦那からのオススメで、気乗りしないまま読み始めた。医療保険もがん保険もわたし達には要らない。日々の健康管理と年一の健康診断でたぶん大丈夫だから。保険会社からしたら、ぜひとも保険を売りつけたい優良見込み顧客なのだが、そういう人はこんな本を読んで勉強までしちゃってて、買わないんだなー。アメリカ基準の話なので、日本の国民皆保険制度とか、介護保険の仕組みとか、けっこうよくできてるじゃん!とか思ってしまったりもした。政府と保険会社と国民のイタチごっこ。交じりたくない。2026/10/03

エジー@中小企業診断士

8
保険市場における「選択問題」=逆選択に関する本。例が欧米、特にアメリカの事例に限られているので日本と社会保険・民間保険制度が異なるが基本的なトレードオフの仕組みは理解できる。ハレー彗星で有名なエドモンド・ハレーも予定死亡率表を作成。ジョージ・アカロフ「レモン市場」私的情報(売り手は知らないが買い手は知っている)がいかに市場を破壊するか。元財務次官の「連邦政府は国防を副業とする巨大な保険会社だとみなすべきだ」発言。自動車保険や医療保険、年金保険等における加入機会の平等は高コスト顧客を集め保険料は高騰する。2026/03/13

鬼束

2
保険における情報の非対称性とそれに伴う売り手買い手のイタチごっこのスパイラル。政府が介入することも必要であるが、全てがうまく行くわけでもなし。どこが最善な落とし所が常に探り続ける中でしか市場が存続し得ない保険の宿命。国民皆保険の日本人には喫緊の課題とは言えないが、リベラルの果てでは常に己のリスクをどう保証するかを頭の片隅に入れて生きなければならないと考えると、ストレスだろう。離婚保険がなぜ存在しないかは、小話として持っておいて損はないかもしれない。2026/11/02

Scotts

2
タイトルは砕けた感じですが経済学者が書いた保険の経済学書です。副題に選択問題でなぜいつもコケてしまうのか?とあるとおり、生命保険、自動車保険、個人終身年金、医療保険等の様々な保険について保険者側が失敗した事例を取り上げ原因を解説しています。保険者側はコストが掛からない顧客を選択したい一方、コストが掛かる顧客こそが保険を求め、情報の非対称性から見抜くのも困難で結果として逆選択が発生するジレンマがわかり易く説明されています。表紙のレモンは情報の非対称性から売主だけが知る欠陥を抱えた中古車を表す隠語のようです。2026/09/09

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