内容説明
人はどのように生きる勇気を失うのか、失われた勇気をどのように回復することができるのか?好評『アドラーを読む』に続く待望の書き下ろし第2弾。アドラーは、人間の悩みはすべて対人関係の悩みであるという。本書においては、対人関係のみならず、生の直下にあって生きる勇気を失わせかねない老い、病気、死にいかに対処するかを考察する。
目次
第1章 失われた勇気(生きる勇気;勇気づけ ほか)
第2章 勇気の回復(勇気を持つために;属性化からの離脱 ほか)
第3章 老いと病気(老年(加齢)
病気の受容 ほか)
第4章 死(死;似非死問題 ほか)
第5章 生きる勇気(生きる喜び;いつも準備していること ほか)
著者等紹介
岸見一郎[キシミイチロウ]
1956年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。現在、聖カタリナ高校看護専攻科(心理学)非常勤講師。日本アドラー心理学会認定カウンセラー、日本アドラー心理学会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ふ~@豆板醤
23
3。積読整理(Kindle)。「人間の悩みはすべて対人関係の悩み」というフレーズは何回読んでも100%の納得は出来ないけど、それ以外は大体わかった。自分から与えること。行動ありきの理由。「他者からの評価によって自分の価値はいささかも下がりもしなければ、上がりもしない」「楽観主義者は、何とか「する」」「生きることを、今楽しむ」2017/12/14
あお
10
他人が自分への評価を下げたとしても自分の価値が下がるわけではない。反対に他人が自分を以前より高く評価したからといって自分の価値が上がるわけでもないのだ。うる覚えだけど本文の言葉。なるほど!確かに!と思うけど、なかなかこの考え方を持つのは難しいですね 笑 しかし、アドラーの本は現代を生き抜く物事の考え方の宝庫だなと書籍を読む度に実感します。読んだだけでもちろん劇的に人生が変わる!なんてマジックはないけれど、いずれ身に染みて骨なり肉なりになってくれればいいなあ〜、なんて都合のいいことを考えている俺です。2016/01/24
新地学@児童書病発動中
8
病気や老い、死といった誰も経験する人生の課題を、アドラーの心理学を通して考えた本。病気や老い、死といったことは個人的なことであり、一人で苦しみがちだが、それを他人とのつながりの中で受け止めるのがアドラーの心理学の特徴だと言える。病気や死といった恐怖に直面するときに自分のことだけではなくて、他者の苦しみに目を向けることでより良く生きることが可能になるとする、アドラーの心理学にすごく救われる気がするし、励ましと勇気をもらった。ありきたりな言い方だが、人は一人では生きられないというのは真実だと思う。2011/02/13
よし
5
人生を悲観的に見て、自分に強いコンプレックス・劣等感をもち、ひいては「優越コンプレックス」の罠に陥ってしまう。これは、全て「生きる勇気」を見失っているからだと、アドラーは考える。どうすれば、「失われた勇気を回復できるのか?」・・「自分に価値があると思うときにだけ、勇気をもてる。」「ありのままの自分には価値がある」・・「一体、自分でも、自分を受け入れないのに、どうして他の人が自分に好意を持つことができるだろうか。」アドラーの言葉を噛みしめていきたい。2016/02/19
はーちゃん
4
電子書籍で300円キャンペーンをしていたこともあり読了。アドラー心理学の本はたくさん読んだので理解しやすい。自己啓発本を多く読むようになってアドラー心理学的な視点がいろいろなところで出てくることに驚いた。2017/02/14




