ビッグコミックス 味いちもんめ 継ぎ味（１４）

著者名：倉田よしみ【著】/あべ善太【原案】/久部緑郎【ストーリー協力】

小学館（2025/09発売）

• ISBN：9784098635627

内容説明

「天下の台所」大阪の秘密！！

板前の“技と心”を描く　『味いち』待望の新シリーズ。
懐かしくて新しい『味いちもんめ 継ぎ味』　14集、ご賞味あれ！！

前集から話題沸騰の「天下の台所・大阪編」。
“なにわ料理”の修業のため、大阪にやってきた主人公・伊橋ですが･･･
紹介された料亭は、なぜか閉店！！一体どうする！？

第1話～4話 「天下の台所・大阪編」
大阪で華開いた“なにわ料理”の真髄に迫る！

第5話 「卵丼」
戦時下の兵士たちの腹を満たした伝説の料理とは？

第6話 「きんこ」
知られざる食材に当惑！？

第7～8話 「古鍋」
先輩の役割を考える！

第9話 「就職」
インターンの原くんがついに！！

第10話 「骨折り鯛」
緊張やスランプからの抜け出し方。

第11話 「ダシガラ」
「藤村」で闇バイト発生！？

どこから読んでも面白い！令和の板前人情物語、ここにあり！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ふえ]

大阪編もっと続くのかと思ったら速攻で終わってびっくりした。何か全体的に落ち着きがないような気がする

2025/10/13

[きぬりん]

齢と経験を重ね、在りし日の角がすっかり取れてしまった感のある伊橋だが、本巻では大阪修行で料理対決を挑んだり、ボンさんの○俗の誘いに乗って熊野から大目玉を食らったりと、若かりし頃の片鱗が顔を覗かせているところが印象的。味いちらしい人情譚が多い反面、締めも叙情一辺倒になりがちで食傷気味に感じられていたところに、適度に笑いのスパイスを織り交ぜようという意図も垣間見られる。伊橋がこれまで扱ったことのないという、きんこ＝干しなまこのエピソードが出てくるが、きんこは大昔に取り扱われていたような記憶もうっすらと。

2025/10/11