- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
リーガル・リテラシーを用いてあらゆる課題や実務に対応する弁護士は、社会インフラの要である。ときにこの国の形を整え、またビジネスの現場で攻守にわたり力を発揮する。しかしこの人材が質・量ともに危機的な状況である。本書では、ロースクール・司法試験という人材の供給過程を徹底的に検証する。彼らが支えるべき経済や社会のあらゆる活動――経営、企業法務、国際取引、AI、テクノロジー、地方など、主に法廷外での活躍の必要性と可能性を洗い出し、アップデートする。
目次
はしがき 内田貴/第1章 「弁護士不足」とはどういうことか 内田貴/1 なぜ実務法曹志望者が減少しているのか/2 法学の存在意義と役割を考える/3 司法試験志望者数が減少している理由/4 社会の中のリーガル・リテラシー/5 多様な人材を集めるための方策/6 制度設計はどうあるべきか/第2章 法曹養成改革のタテマエと現実 高畑正子/山田重則/1 平成の司法制度改革のもくろみ/2 内輪からの反対と抵抗/3 迷走する政府の対応/4 現在の法曹養成制度の問題点/5 国際法務戦略の視点からの問題点/6 法曹の質と数を確保するには──利用者視点から/第3章 弁護士ができる仕事、弁護士という人材/1 AI時代に必須のリーガル・リテラシー 冨山和彦/2 弁護士はビジネスの世界でも活躍できる 貝沼由久/3 法とテクノロジーの交差点 AIが拓く弁護士の新たな可能性 元榮太一郎/4 企業内弁護士のニーズは右肩上がり 榊原美紀/5 「必要とされる」地方での弁護士 松本三加/6 弁護士はルールメーカーになれるのか 阿達雅志/おわりに──待ったなしの司法人材改革 久保利英明/編・執筆者紹介
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
お抹茶
Masaki Sato