空、はてしない青 下

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空、はてしない青 下

  • 著者名:メリッサ・ダ・コスタ【著】/山本知子【訳】
  • 価格 ¥2,189(本体¥1,990)
  • 講談社(2025/09発売)
  • 梅雨を楽しむ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/14)
  • ポイント 570pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065395875

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内容説明

最後の日に。最愛の人と。

致命的な心の傷を、人はいかにのりこえうるか?
ささやくような美しい声で、答えてくれる物語。
(川上弘美 / 作家)

旅をするとき、人は同時に、命を見つめているのではないか。
(西加奈子 / 作家)

この“旅”の体験と記憶は、いつまでも失われない。
自分もいつかは“最高の旅”を誰かとしてみたい。
人生に終わりはないのだ。
(小島秀夫 / ゲームクリエイター)

どこまでも続く青い空と海。エミルとジョアンヌは、南フランスの陽光きらめく中を旅していた。猫のポックとの出会い、海辺での穏やかな日々、ジョアンヌのマインドフルネスの教え。時にぎこちなく、時に深く心を通わせながら、2人と1匹は静かに時を紡ぐ。しかし、旅は穏やかなだけではない。進行する病と薄れゆく記憶はエミルをゆっくりと蝕んでゆく。残されたわずかな時間の中、互いの存在を支えに進むキャンピングカーは最期の目的地へ。失うことの痛みと、それでも生きることの輝きを描く、愛と再生の旅路。

爽やかな筆致で描く、命と愛、生きる喜びについての感動大長編後編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

219
上下巻、800頁超完読しました。傷ついた二人の逃避行、美しい楽園に辿り着く旅物語、感涙作でした。終盤を電車の中で読まなくて良かった(笑)最後に奇跡は起こらず、予定調和でしたが、素敵な結末でした。フランスとスペインの国境付近、ピレネー山脈の美しい情景が目に浮かびました。映画化もありそうです。しかし主人公のエミルはダメ男だと思いますが、どうしてこんなにモテるのでしょうか❓本作は、本年のBEST20候補、本屋大賞翻訳部門第一位も期待しています。 https://sorahate.kodansha.co.jp/2025/10/10

ジュン

101
本当に素敵な本でした。ピレネー山脈の画像を見ながら、まるで自分も一緒に旅をした様な読書でした。今回もnoteで章ごとの写真を載せてる方のを参考にしました。これから読む予定の方のために多くを語らず”この本を読んで自分はなかなか涙が止まらなかった。号泣。ジョアンヌの生き方が素敵過ぎて感動した。でも悲しみだけではなく、希望も癒しもある本だった”いう事のみ書き記しておきます。自分のこれからの生き方にも影響力のある本でした。心が洗われるお勧めの本です。アルケミストの名言が引用されてるので、そのうちに読みたいです。2026/04/30

アキ

98
上巻ではエミルの視点で書かれていたが、下巻ではジョアンヌの視点で描かれる。レオンとの別れ、青が好きな子どもとの記憶が、記憶を失くしてゆくエミルとのやり取りの間にフラッシュ・バッグして、ジョアンヌのこの旅とエミルとの出逢いに至る必然性を徐々に明らかにしてゆく。小説のラストとエピローグはあまりにも出来過ぎていて、個人的には少し白けてしまったが、フランスだけでなく世界中で翻訳されているのもよくわかる。出逢う人全てがパウロ・コエーリョ好きというのも作為的な感じだが、名言を散りばめていて、わかりやすい世界観である。2026/01/05

たま

98
下巻ではジョアンヌの過去が徐々に明らかにされていくが、これが私にはメロドラマ的と言うか通俗的に思えてやや興ざめだった。ジョアンヌとエミルの旅は続き、瞑想(マインドフルネス)やパウロ・コエーリョの引用でどんどんスピリチュアルに傾くが、スピリチュアルだけではエミルの病気に対応しきれないだろうと思いつつ読んでいると、最後の展開になるほどと思わせるものがあり、納得して気持ちよく読了した。ピレネーの自然描写も楽しめるし、フランスの社会のある層のスピリチュアルやコミューンへの志向も興味深かった。2025/12/28

90
私はこの本を読んでいる時はすごくリラックスして読めていたと思います。下巻ではジョアンヌの過去が明らかになっていって、何故エミルの最後の旅に応募したのかも真相がわかると思わず読む手を休めてしばらくそのことを考えていた。ジョアンヌの献身的な姿の裏にはそういうことだったのかと胸を打たれました。随所に名言が出てくるのも効果的で良かったと思う。ジョアンヌ、エミルはきっとトムともジョゼフとも上手くやっていると思うよ。 2026/03/16

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