内容説明
神奈川県警がその威信を懸けて解決に導いた「バッドマン事件」から半年、特別捜査官の巻島史彦は、刑事特別捜査隊を指揮し、特殊詐欺集団の摘発に乗り出していた。そんな中、振り込め詐欺グループに属していた砂山知樹は、指南役の天才詐欺師・淡野からこれまで日本の犯罪史上に類を見ない新たな誘拐計画を持ちかけられる。その驚愕の手口とは――!? 比類なき警察小説「犯人に告ぐ」シリーズ第2弾、文庫合本版にて再登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
コロンボ
4
犯人に告ぐ1が出たときに読んで、劇場型犯罪の面白さを感じたのをなんとなく覚えているが、それ以来遠ざかっていた。今回4が出されたことで、久しぶりに本シリーズが気になり、手に取った。物語は、淡野が作った振込め詐欺組織が警察に潰されるものの、そこから逃げ出した知樹と健春兄弟が淡野と共に誘拐ビジネスに手を出す。ミナト堂の社長水岡と息子を誘拐し、水岡を解放後に息子のために巻島達警察を水岡が騙して身代金を払わせる作戦。 警察側の動きと犯人側目線とで交互に物語が進む。それなりに楽しめたが3、4を読むかどうかは未定。2026/05/11
のっち
4
シリーズ第二作。今回も608ページの大ボリュームだけど最後までサクサク読めるのが雫井先生の腕。振り込め詐欺から「誘拐ビジネス」へ鞍替えし犯罪に手を染める「リップマン」と砂山兄弟。それを追う巻島筆頭の警察。誘拐の標的にされた社長家族。三者三様の視点で描かれヒリヒリする騙し合い、心理戦。ページをめくる手が止まりませんでした。最後、「リップマン」に対し巻島から「震えて眠れ」。シビれるーーーー!2026/01/12
ブランノワール
4
面白かったです2025/09/20
うさぎや
4
2巻。今回の犯人は巧妙すぎる……まさか黒幕には逃げられるとは。2025/09/17
Ryo0809
2
シリーズ第2作。こちらも良く出来た作品だが、正直にいえば前半は間延びした感を禁じ得なかった。前作の記憶があるためか、なかなか本筋に入っていかない展開を、もどかしく感じた。それでも、全体を読み終えたのちには、これも仕掛けの一つと納得した。本筋では、間抜け刑事が再登場し、味のある役目を果たす。最後の投降シーンにも工夫が凝らされて、シリーズは継続することを予告している。エンタメ作品として、よい出来と満足できた。2025/12/24




