内容説明
冤罪でのトラブルに巻き込まれた賢人（けんと）を救ったソフィア。さらに“妹”として、賢人のことを「おにいちゃん」と呼ぶことにだんだんと慣れてきた彼女は――
「そ、その……今日の分のなでなで、まだしてもらってない……」「兄妹が手を繋ぐのは、普通……」と、賢人との距離感を急激に縮め始めていて……!?
そんなソフィアの甘え方は、撫子（なでしこ）にも見られることになるが――気が付けば撫子がソフィアに対抗するように、静かに賢人への距離を近づけてきて――!?
なかなか素直になれないクーデレ英国義妹が可愛すぎる、焦れ甘ラブコメ第４幕！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
21
冤罪でのトラブルに巻き込まれた賢人を救ったソフィア。賢人のことを兄と呼ぶことに慣れてきた彼女が、距離感を縮めていく第4弾。賢人が復帰した野球部も岡山県大会を勝ち上がり佳境を迎えつつある中、公私に賢人を支える一方、立ち位置を上手く利用して賢人に存分に甘えるようになっていくソフィア。一方で無自覚に優しさを振りまくせいで、灰宮姉や竜胆にも慕われて、撫子も静かに賢人への距離を縮めていく様子を見ていると、周囲に刺されると言われるのも仕方ないと苦笑いでしたが、難しい戦いだった決勝戦で賢人が見せた存在感は流石でしたね。2025/09/23
MoriTomo
8
義妹との距離感がさらに縮まり、主人公が所属する野球部の大会での活躍が熱く描かれていて、スポーツもラブコメも両方楽しめる展開でした。 前巻からの流れを受け、義妹に対抗心を燃やす撫子を含めたヒロインたちの絡みが魅力的で、可愛らしく綺麗なイラストも見応えありでした。 大会が最終局面へ進む中で投手と捕手の重要な場面や4番エースとしての奮闘が迫力満点で、仲間たちの支えや球種の読み合いによる激アツな対決も面白く、最後まで夢中で楽しめました。2025/09/28
rotti619
7
地区大会決勝の広洋戦を主軸に、クールさよりも甘えっぷりが目立ってきたソフィアと、積極的になってきた九条院先輩と、前回の事件の誤解が済んだ賢人のモテっぷりがすごい事になっているお話第4巻。特に事実上学校のヒーローとなった賢人の自覚なしムーブにより、甚大な数の被害者（？）が出ているのが特徴で、まぁこんなの見ちゃったら好きにならない方がおかしいというか何というか。それだけの魅力を兼ね備えた主人公となっている。試合の方も前哨戦から激アツの展開で、野球好きにはたまらない内容。スポーツの熱さとラブコメを両立させている2025/09/29
パパサレン
5
けっして賢人君が嫌いなわけでも憎いわけでもなく、愛すべき野球馬鹿なのはわかってるんですが、それでも彼は一回刺されろと私も思います。ここまで刺されると言われる主人公は逆に珍しいのでは？今回も九条院先輩頑張った！いろんな意味で。まだ負けインじゃないから！2025/11/12
那緒
3
甘々なシーンが良い！ あと野球にはあまり興味がないけど、その部分も楽しく読めた！2025/10/14
