内容説明
国内著名作家の書き下ろしショートショート・アンソロジー。テーマは「街」。ホラー・ミステリ・ファンタジー・SF等さまざまなジャンルの書き手が、幻影の街を舞台に物語をつむぐ。第3回『幻想と怪奇』ショートショート・コンテスト入選作品も収録。
■掲載作家(五十音順)
朝松健/新井素子/池澤春菜/今井亮太/井上雅彦/植草昌実/空木春宵/太田忠司/小田雅久仁/勝山海百合/菊地秀行/北原尚彦/黒史郎/澤村伊智/澁澤まこと/高野史緒/中川マルカ/西崎憲/伴名練/久永実木彦/日比野心労/深堀骨/三津田信三/村山早紀/木犀あこ/芦花公園
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あたびー
34
幻想小説の題材では「家」と共に「街」が好きだ。ショート・ショート・カーニヴァルの今回のお題は「幻影の街」ということで、錚々たる執筆陣の作品が並び、コンテストの優秀作三作も収録されている。朝松健氏「海のそばで殺された話」は、海辺の祖父母の家に預けられていたというのが私の過去と同じで、心が騒いだ。久永実木彦氏「常夏台」の見知らぬ駅に降り立った上子どもになってしまっていて、更に…と言う設定が怖くて惹かれた。西崎憲氏「灰の都」の退廃的な雰囲気はとても魅力的。2025/09/25
らすかる
20
26人の著名作家さんの作品、第3回「幻想と怪奇」入賞3作品、計29のふしぎな作品が楽しめる1冊。 26人の作家さんたちのテーマは町(街)。さまざまな町に迷い込めます。2025/11/22
5〇5
3
「幻影の街(町)」を主題とするショートショート特集号である ♦令和のホラーブームの隆盛の中にあって、本書の作品群はむしろ“幻想と怪奇”の古典的系譜に連なる趣を示す ♣全体としては玉石混交の感を否めないが、新規寄稿者の参加により新鮮な筆致も見られる ♥書き手・読み手の双方にとって、多様な表現に触れる機会となっている点は注目に値する ♠今後の刊行の継続と、幻想文学の裾野の広がりを期待したい。2025/11/20
timeturner
3
町(街)がテーマの幻想小説は過去に数えきれないほどあったけど、いくら読んでも飽きることがないから、一冊丸ごとという企画はうれしい。お姉ちゃんがかっこいい「鱗町ロズウェル」、ガリヴァー風ファンタジー「寒河江」、安定の面白さの「三婆サンバ」、行ってみたい書店だらけの「神保町書店探訪記」あたりが好み。2025/10/17
YSHR1980
3
小田雅久仁「刹那ヶ丘」でボロ泣きしてしまった。他にもホラーだったり、くすっとさせられたり、しみじみ情景を味わったりと、多彩な物語を楽しめました。2025/09/12
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