創元SF文庫<br> 神の目の小さな塵 上

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍
  • Reader

創元SF文庫
神の目の小さな塵 上

  • ISBN:9784488654146

ファイル: /

内容説明

西暦3017年。人類は統一と分裂を繰り返しながら、銀河系の隅々に支配を広げていた。帝国宇宙海軍巡洋戦艦〈マッカーサー〉号で反乱軍との交戦から帰還したロデリック・ブレイン中佐は同艦艦長への昇進を言い渡され、艦の修理が終了しだい首都星まで航行することになる。だがそのとき、35光年離れた未知の恒星系からはるばる旅してきた正体不明の光子帆船が〈マッカーサー〉号の前にあらわれる。はたして彼らの目的は? ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞のファイナリストとなった、ファースト・コンタクトSFの歴史上に燦然と輝く名作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

本の蟲

17
長らく絶版になっていたファーストコンタクトSFの傑作。超空間航行の発見で版図を拡大した人類帝国。その辺境宙域で正体不明の光子帆船が拿捕された。異星種族との接触を目的に、逆算した出発地点、35光年離れた恒星系に調査隊が派遣されるが…。前々から知っていたタイトルは内容に深く関わっているものの、思っていたより寓話的・宗教的意味が薄かった。科学者サイドと軍人サイド、対異星人への姿勢の違いによる人類同士の対立。モート人と呼ばれるようになる異星人との接触。コミュニケーションの深化が始まり加速度的に面白くなる。下巻へ2025/11/04

わたなべよしお

14
なかなか面白いと言えば、面白いが、ヤングアダルト?中高生の時に読めば、もっと興奮して楽しめたのではないかな。なんとなく全体に緊張、緊迫感がない。ファーストコンタクトの古典と言ってしまえばそうだし、確かに古い本だから仕方ないのかなぁ。といっても「ソラリス」なんて、もっと古い本だけど、不気味な緊迫感に満ちていたような記憶が……2025/12/05

へ~ジック

7
オリジナルは1974年。だからというわけではないだろうけど、古いハードSFならではの発想と話運びなのではなかろうか。特に30光年先の星に住む異星人の打ち上げた光子帆船の推進用レーザーが100年以上も見え続けるみたいな長い時間軸を感じさせるやり方など、こいつが初めてなんじゃないのかな。人間関係としては物事を軽く考えようとする一派と重くとらえようとする一派の相克という感じ。上巻は軽く考えようとする派閥が優勢。2025/11/22

果てなき冒険たまこ

7
その昔SF初心者だった頃に読みたかったけどなぜか読んでいなかった(いわゆる)名作。どんなもんかと読み始めたけどなかなか面白い。初版が1974年だからところどころに、ん?な箇所がないわけじゃないけどそれほど気にならないかな。異星人の描き方は後半を読まないとわからないけどいまいち納得できないかな。ニーブンはどちらかというと苦手な作家なんだけどこれは面白いと思うよ。さて下巻ではどんな展開になるのやら。2025/11/14

イツキ

6
タイトルに惹かれて購入、調べてみたら50年前の作品なんですね。文体はそこまで古さを感じさせない読みやすさで内容も面白いです。異形ながら人類とある程度似通った形をしたエイリアン、異様な学習能力の高さと特殊な社会形態、そして人類には何やら目的を隠しているらしい様子など色々気になる伏線を張りながら物語が進んでいきます。あくまで防衛を主眼に置いた軍部と科学的見地や交流に重きを置く科学者の対立や交渉も読み応えがあります。2025/10/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22828823
  • ご注意事項

最近チェックした商品

 

同じシリーズの商品一覧

該当件数2件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす