ハルキ文庫<br> 記者はつらいよ 中央新聞坂巻班

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ハルキ文庫
記者はつらいよ 中央新聞坂巻班

  • 著者名:仙川環【著者】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • 角川春樹事務所(2025/08発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784758439671

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内容説明

入社五年目の新聞記者・上原千穂。彼氏なし。でもいつか、結婚や子育てもしてみたい。そう思って生活情報部に異動してきたのに、配属は新設のニュース出稿班。理不尽なキャップに怒鳴られ、他部署と衝突しながらスクープを探す毎日だ。周りには、鉄の女と呼ばれる筆頭デスク、八方美人のやり手上司、入院中も楽しそうに原稿のことばかり考える先輩記者……ツワモノばかり。自分はどんな道を進むべきかもがく千穂は!? 明日も頑張る元気が湧いてくる、お仕事小説シリーズ第二作目!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

176
医療ミステリを書いてきた仙川さんが記者を書く。今回のテーマは絆。個性あふれる面々と時には戦い時には手を組む。絆という切り口から様々に浮かび上がる人間模様。ステップファミリ、LGBT、孤独死。人は過去の絆を断ち切るときもあれば、新たに絆を結び合うこともある。主人公はかなりまともで角が無いが、個性あふれるお仲間が話を盛り上げる。殺人、傷害などの危ない事件はひとつも無いが、とても面白かった。続きは絶対読む。2019/08/06

ダイ@2019.11.2~一時休止

86
中央新聞坂巻班その3。サカマキングの活躍が減った感じ。その分主人公が成長してきたのかな?2017/04/26

Yunemo

28
思った以上に引き込まれて。まず、連載企画としての「絆」、この解釈が難しい。「絆」から「一億総孤独時代」への発想、誰しもが胸のうちで想い悩んでいるところ。おひとり様への世界観、自身また大半の方々が身につまされる未来。本作品で記されるいくつかのキーワード、まさに今起こっていること、そして継続増加していく事象。それぞれの想いが軽い感じのお仕事小説として描かれてますが、この重さに、はっと気づく自身。仕事、生き方、どちらにしても真面目と真剣の違いを見極めて。組織の中での平均的人材、教育次第、自覚次第で光り輝くもの。2016/01/23

ゆずぽん

27
お仕事小説。シリーズ2作目でたでた!と思いましたがなんと3作目。なんでも「企画班」は2作目の最後に結成されたらしい。新聞社の人間関係やら人それぞれの目線だったり、ほんとのところはもっと黒いんだろうなぁなんて思いながら読了。坂巻さん実際絡むのは嫌だけれど、読者としてはとても好きです(笑)さて、近々2作目読まなくちゃね。2016/01/28

tetsu

21
★3 中央新聞入社5年目の記者 上原千穂のシリーズ第3弾。 取材内容や事件などでいくらでもバリエーションがあるので作家の力で、シリーズを継続できるかも。TVドラマ化などもアリか。2017/08/20

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