幻冬舎文庫 ロゼッタストーンの暗号 コンサバターⅥ

著者名：一色さゆり【著】

幻冬舎（2025/08発売）

• ISBN：9784344434905

内容説明

ルーヴルでの任務を終え、再び大英博物館に呼び戻されたスギモトと晴香。館内ではロゼッタストーンに代表される、大英帝国時代の〝略奪品?を巡り意見が対立、返還部門のチーム長・アンジェラに脅迫メールが届く。そこへ「ある計画」を携えたレジストラー（収蔵品管理者）の陽が晴香の前に現れ――。世界最大級の博物館にかつてない危機が訪れる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

ルーヴルでの任務を終え、再び大英博物館に呼び戻されたスギモトと晴香。ロゼッタストーンに代表される大英帝国時代の略奪品を巡り意見が対立する第6弾。略奪品の返還という難しい問題が浮上する中で、返還部門のチーム長・アンジェラに届いた脅迫メール。さらに「ある計画」を携えた収蔵品管理者の陽が晴香の前に現れたりと、緊張感のある事件が続く展開でしたが、一方で晴香とケントの関係性は少しずつ変わりつつあって、解決は次回に持ち越しと消化不良感はあったものの、古代の遺物に触れることができる博物館の魅力を再認識させてくれました。

2025/09/24

[夢子]

今回はロゼッタストーンにまつわる話の前奏みたいな感じだったな。エジプトの展示品が全部盗まれて次回に繋がるのだと思うけど、ケントと春香の関係も大いに気になる？両思いなのになぁー早く続編お願いします

2025/08/28

[香翠]

余韻のある終わり方。続きが気になります。

2025/09/21

[まいさん]

再び大英博物館に戻ってきたスギモトと晴香。大英帝国時代の略奪品を巡る返還問題が出てくるが、なかなか難しい問題だろう。事件の前奏という感じで、スギモトとは晴香の活躍の場面がないなぁと思っていたら、こんなところで終わるのか～？！というところで次巻へ。

2025/09/04

[みいやん]

シリーズ6作目。個人的には晴香とスギモトの恋愛なぞどうでもよく、豆知識が豊富でおもしろかった。次作が楽しみ、というか、何でこんな所で終わるのか不満で次作まで今作の内容をちゃんと覚えているか不安。

2025/10/01