アルファポリス文庫<br> またね、わたしの世界にいないきみへ

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アルファポリス文庫
またね、わたしの世界にいないきみへ

  • ISBN:9784434362590

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内容説明

『普通に充実』した生活を送る、女子高生の沙幸。でも時折疲れてしまうことがある。そんなある日、沙幸は気が付くと不思議な場所にいた。スマホも記憶もなく迷い込んだその世界で出会ったのは、どこかミステリアスな男子だった。彼に惹かれていくうちに、その世界が自分の夢の中だと気が付いた沙幸。彼に会うために延ばした睡眠時間は、やがて身体を蝕んでいき――二人の想いが距離を超える純愛アオハルストーリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

彩灯尋

16
スマホが手放せない生活に少し息苦しさを感じる女の子が夢の中でしか会えない男の子に恋をする話。とても丁寧で、繊細で、切なくて心がぎゅっとなる。でも決して悲しいだけじゃないところがとても好き。登場人物みんなに言えることはこんなふうに人を想えるって素敵だな、ということ。面白かった。2025/08/15

色素薄い系

2
最終的にはみんながちゃんと報われるのは良かったと思う。ただユキの肉体は現代にあるのに過去にタイムスリップ(?)している時に実体があるようだったのに戻って来る(夢から醒める)とそっちでの実体が消えるというのがどういう原理だったのかが良く…まぁ現代から肉体消えていたら起こしてくれる人がいなくなるから話が成立しないんだけど…あとこの夢を見る事になる決定的な理由みたいなのが無かったので終始なぜ?がつきまとっていた。2025/12/21

佐藤 ダリオ

0
最後になるにつれて涙がこぼれた。 周りに流されて自分を見失っていた主人公。 夢の世界との行き来の中で、今ある自分のありがたさ、人の温もりを主人公は感じた。 しんどかった、辛かった、苦しかった 自分の気持ちに蓋はしたくないよな。 人の痛みや苦しみは簡単にはわからないかもしれない。 でも、わからないからって諦めたくないよ。 少しでも知りたい、聞きたい、大切な人の気持ちを。 エゴかもしれないし、偽善者かもしれない、 それでもいい。大切な人のためにできることやらないで後悔だけはしたくないから。 2025/10/05

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