ガンガンコミックスONLINE 君の眠れる怪異の校舎 2巻

著者名：逆井卓馬(原題：「七日の夜を抜け出して」星海社FICTIONS刊)【原作】/伊東フミ【漫画】/藤実なんな【キャラクター原案】

スクウェア・エニックス（2025/09発売）

• ISBN：9784301000631

内容説明

【七つ目の謎を解いちゃいましょ】
高校入学の二日目。「頂上探求部」に体験入部しようとした中里蓮たち四人は旧校舎から出られなくなってしまう。脱出するためには七不思議の謎を解かなくてはならないが、怪異の文字数が増えるごとに脅威は強まっていく。残る謎は三つ。果たしてこの夜は明けるのか…？そして、怪異の正体は…!?「豚のレバーは加熱しろ」の逆井卓馬原作による、オカルト×ボーイミーツガール×青春ミステリ完結！
(C)逆井卓馬／星海社 (C)2025 Fumi Ito

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[雪紫]

「七日の夜」コミカライズ、下巻。原作のあの引きに続きがあろうとは・・・（1巻も参照）。凄く救われた感。特殊能力持ちの高校生達が絵にするとハツラツである。絵で見てみると色々やばくないですかこれ・・・。原作読んだひとは絶対見た方がいいですこれ（でもコミカライズでタイトル変更の謎は未だにわかりません）！

2025/09/30

[へくとぱすかる]

完結編。夜明けまでに謎を解明しないといけない、ということは残り時間がどんどん減って、危機が迫る。ここは『暁の死線』と同様のサスペンスが感じられる。すっかり夜となった後半。なぜこの四人なのかという謎にどんどん過去の話が語られて明らかに、いやますます混迷するようだ。こんなにスリリングな味わいは読んでよかったと思うのに十分。ラストが近づくにつれ伏線が回収されていき、さらにその先に驚きが待っていた。それと何という哀しさ。こんな展開が待っていたとは！　読み始めにはに全く想像もできなかった。さて改めてラストの意味を。

2025/10/09