ヒトの意識の進化をたどる 脳はいかに意味をつくり出すのか

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ヒトの意識の進化をたどる 脳はいかに意味をつくり出すのか

  • 著者名:John Parrington【著】/中村克樹【訳】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 丸善出版(2025/08発売)
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  • ISBN:9784621311615

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内容説明

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本書は、ヒトの意識や知性を「物質」つまり「唯物論的」に説明することを試みた一冊である。ヒト意識の問題を、脳科学・心理学・哲学などさまざまな学問分野からの考察とともに、進化的視点や社会的背景と関連した思想の変化などの視点が大きく取り入れられている。なにがヒトに特有なのか、どこがサルやチンパンジーなどと異なるのかなどを考察した非常にユニークな一冊になっている。

目次

1 意識とは何か
2 道具と表象(シンボル)
3 神経と脳
4 進化する知性
5 思考と理性
6 感覚世界
7 学習と記憶
8 知性の化学
9 知性の哲学
10 個と社会
11 情報と意味
12 偶然と設計
13 構造と機能
14 回路と波
15 自由意志と自我
16 意識と無意識
17 現代性と矛盾
18 正気と狂気
19 思想の変化
20 知性の未来
参考文献
さくいん

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Yoshi

7
非常に議論が浅い。そして、生物研究をしている人にありがちな、驕りというか、神経活動に関する発見から意識について何か言える気になってしまうという欠点がある。この本では、ハードプロブレムについては何も言えていない。人特有の自己認識についての話がほとんどのように感じるし、意識を社会構成説的に語ったり、バインディング問題を脳の周波数によって語ったりと、使い古された議論にしかみえない。オリジナリティがあるか疑問と感じた。2025/10/07

Dwight

1
後半は本題とずれた話になってないか。2025/10/30

0
意識の唯物論的説明を試みると謳っているが、達成されているかは疑問。「内言」や「脳波」が鍵となるものとして扱われているが、それが生まれる仕組みや主観的体験との結び付きを明確にしないと、いわゆるハードプロブレムの解決には繋がらないのではないか。また全体的に、動物や機械とヒトとでは意識において本質的な違いがあるということが、事実から導かれる主張というよりは思考の前提になってしまっている感がある。いろいろな分野から意識という問題にアプローチしようとしている点は好印象だった。2026/04/04

RX93

0
動物と異なる、人間の自己意識の源泉として、言語能力と道具の使用の2つを挙げている。が、根拠はあまり説明されないので納得感なし。。。「自身の思考を組織化し発展させるときに、内言が中心的役割を果たす」「ヒトの内的意識が言語で構成されていることにより、他の動物にはないヒトの意識に特別な社会的次元を与えている」2026/02/07

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