扶桑社ＢＯＯＫＳ 引き寄せの法則を全部やったら、効きすぎて人生バグりかけた話

著者名：角由紀子

扶桑社（2025/07発売）

• ISBN：9784594101114

内容説明

18年間スピリチュアルとオカルトの最前線に立ち続けてきた、『TOCANA』創設者にしてオカルト編集者・角由紀子が、自らの体験をもとに「引き寄せの法則」の正体を赤裸々に暴く！

シータヒーリング、倍音セラピー、体外離脱トレーニング、ブレインマシン、アイソレーションタンク、果てはアヤワスカまで──「全部やってみた」著者が見たのは、奇跡のような現象と、地獄のような副作用だった。

なぜ「引き寄せ」で願いが叶う人と、叶わない人がいるのか？
なぜ願いが叶っても、満たされず、依存症のように“次の願い”を求めてしまうのか？

「引き寄せれば何でも叶う」「思考は現実化する」──そんな耳触りのいい言葉に騙されてはいけない。「成功する引き寄せ」は、麻薬にもなる。だからこそ今、この“中毒性”を理解し、正しく扱う必要がある。
本書は、世にあふれる“ポジティブ教”や“都合のいい宇宙論”とは一線を画す、スピ依存者への警鐘でもあり、引き寄せ難民への最終回答でもある。

南米ペルーでのアヤワスカ体験特別ルポも収録！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ねこ]

メチャメチャおもしろかった。私は昔からなんちゃってオカルト系が好きで自分でもいくつか試した事があります。筆者の角由紀子さんは最初は全く信じて無かったけどガチでのめり込んでいく様が軽快な文節で愉快でした。「シータヒーリング」「倍音セラピー」など7つの章でそれぞれのスピリチュアル体系が紹介され実践の流れと実体験が書かれています。各項目毎にレーダーチャートで易しさ、安全性、副作用のなさ、コスパ、願望達成度の5つを5段階で表している所もおもしろい。最後に非物質世界は存在し、それが現実を創っているとありました。

2025/12/19

[さちこ]

毎日の努力や人に優しくするなど徳を積む。本当になりたい自分のイメージを作れれば、すでに引き寄せの法則は完了しているとのこと。

2025/10/08

[あっか]

新刊。オカルト好きでヤバい体験を何でもたくさんしていそう…というイメージの角さん、引き寄せの法則とかやってたんだ！と思い発売前から楽しみにしていました。そしてある意味予想通りというか想像以上というか…な凄さ！🤣これ引き寄せって言っちゃっていいの？なオカルト的雰囲気が漂っているので、スピリチュアルな優しい引き寄せ本を想像して読んだらびっくりしちゃうかも。笑 紹介しているお助けアイテムもちょっと怖そうで手が出せない…かも🤣でも身体を張って全てを体験する角さんの見地を読めるのはめちゃくちゃ価値があります！

2025/07/30

[てら]

おもしろオカルト本。おもしろ半分に読むのはおもしろい。「中臣鎌足がアマゾンの山奥に飛んでいったのだった」なんて文は、常人には書けないよ......

2025/07/31

[さっちも]

あちら側ばかり取材している編集者だけれど、エプステイン事件をいち早くとりあげたりしている。メディアはフェンタニルのことも取りあげないし(ベトナム戦争でのアメリカの死者を優にこえてる)、あちらとこちらってどこまでが真で虚なのかの線引きが見えにくくなってる昨今。とくに引き寄せに関してはあるような気がするし、違う気もするし、何なのか。 引き寄せもそうだし、仏教などの自分の関心ごとを知るのに有意義な読書でした。 引き寄せはあるを前提に煩悩にとらわれ、欲にまみれていて成就しようとすると同時によくない人間関係や

2025/12/10