秀吉は秀頼が自分の子でないと知っていたのか 「家」と托卵でひもとく日本史

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秀吉は秀頼が自分の子でないと知っていたのか 「家」と托卵でひもとく日本史

  • 著者名:本郷和人【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 徳間書店(2025/07発売)
  • 2026年も読書三昧!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/12)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198660338

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内容説明

触れてはならぬ
「公然の秘密」で読み解くと
日本史は最高に面白い。

待望の本郷史観、最新論考!

現代のように恋愛が個人の結びつき
ではなかった時代。
恋愛や婚姻には「家」と「家」の利害関係があり
個人の意思だけでは解決しない問題が生じ
それが日本の歴史に大きな影響を及ぼしてきた。

「生物学的な父」と「社会的な父」が異なる
血統の不一致をもたらした「托卵」。

時の権力者が抱く「嫉妬」が周囲を巻き込み
生みだしてしまった悲劇。

悪妻、恐妻と称されても「家」を存続させる
使命を貫いた女たちの「貞節」。

「家」の呪縛から逃れ
奔放な性をと生を謳歌した「乱倫」。

4つのキーワードで斬る
人間の業と多様な価値観。
これぞ歴史の醍醐味!

第一章 托卵 家の継続・繁栄
生物学的父と社会的父が異なる「托卵」
「血」はつながらなくとも「家」をつなげ
平清盛は白河上皇の「ご落胤」だった?
自分の妻を頼朝に差し出した重臣の若武者
秀頼が自分の子でないと知っていたのか…他

第二章 嫉妬 愛憎の果てに何が残るか
後鳥羽上皇が抱いた「男の嫉妬」
嫉妬が日本の宗教史上初の処刑を生んだ
貴族としての英才教育を受けた義満
幽閉されたガラシャはなぜ妊娠したか
側室たちに若い男をあてがった家康
お勝の方と水戸光圀の間に何があったか…他

第三章 貞節 家を守る
正妻なのに実子が後継者から外される
武田家内通の疑惑で処刑された築山殿
秀吉の重用で夫婦関係に亀裂が入る
なぜ秀忠は実子の存在を隠したのか
お江は江戸時代における和田アキ子か?…他

第四章 乱倫 家の呪縛から遁れて
「経産婦」ばかりを狙った家康
「馬鹿でもいいから兄に将軍職を!」
まつの血は前田家に受け継がれていない?
「オットセイ将軍」と呼ばれた徳川家斉
伊藤博文は明治天皇から女性関係を叱責…他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

すうさん

3
歴史上の恋愛観を考察すというよりも日本の「家」だとか「血統」だとかの解説である。最初の豊臣秀頼の話だが為政者たる秀吉が自分の「家」や「血統」を自分の死後も永遠に反映させるためにあえて秀頼が自分の子でなくとも自分の子として天下に知らしめた。つまり事実よりも価値観重視。為政者らしい発想だ。天皇という存在やその血統は平安以来変わることなく日本の権威であり続けている。儒教の影響もなくなり「家」の意味も薄れ明治以降の歴史は大きく変わったが、政治の世界ではいまだ過去の価値観を守り続けて今後も男系天皇を強要するのか。2025/12/20

Masa03

1
エロくない(笑) 托卵と聞くと郭公でないならシモの話かと思いきや、真面目な歴史の本だった。 まぁ、知ってて読んだわけだが。 最近、中山靖王が劉家の血を引いてないという話も聞いたが、構造上、男は我が子が自分の血を引いているかわからない以上、実は……というのは歴史上も多いのだろう。 それが宮内庁が天皇陵の調査を拒む理由だったりしてというのは少し妄想が過ぎるか。 歴史上、子が生まれないと武家も公家も養子を取ってきたが、「家」が今日的な家ではなく、経済的繋がりも意味するなら托卵も見ぬふりをしたのかもしれない2025/12/10

Abercrombie

1
血統めぐる不一致が問題視されない慣習「托卵」、大きな悲劇を生む権力者の「嫉妬」、「家」を守るため尽力した女性たちの「貞節」、自らの欲望や思想を自由に追求した歴史上の人物たちを取り上げた「乱倫」。「家」という概念を中心に4つの視点から歴史上の恋愛を考察する。テーマは面白いと思ったのだけど、著者の想像が多すぎて、あまり納得できたとは云えないね。2025/10/06

モビエイト

1
家の関係で秀吉は秀頼を自分の子でないとわかっていたのだと思うようになりました。家を存続させる事が必要だった時代なので淀姫のした事は問題にならなかったのだと思いました。細川忠興の執着性など面白かったです。 2025/09/23

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