内容説明
「殺人者の息子」という宿命を背負い、検事への夢を断たれ弁護士となった川上。かつての父同様に、頑ななまでに死刑判決のみを望む被告の弁護を手伝うことになり、二十年ぶりに故郷へ。被害者と加害者、双方の息子。決して交わらなかった二つの人生が、因縁の街で新たな局面を迎える――。「汐灘サーガ」三部作最終章。
著者インタビュー収録。
【目次】
第四部 接近（承前）
第五部 強まる疑念
第六部 過去からの手紙
第七部 接触、そして
巻末付録 堂場瞬一インタビュー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うさぎや
2
3部作完結編。そっちかー！となる。2025/07/31
ネルシュン
1
救いのないエピソードから、最後は希望のあるラストに。 面白く読みました。2025/08/15
