内容説明
山奥の廃村を舞台にした低予算ホラー映画「ファウンド・フッテージ」を観た映画ブロガーのMOJIは、画面の隅に説明のつかない“何か”を見つける。やがて“それ”は他の映画にも現れ、関係者が次々と不可解な死を遂げていく。「観たら死ぬ」という噂に怯えた仲間を追って、MOJIは映画のロケ地となった“消えた村”へ向かう。誰もいないはずの村で、待っていたものとは――。
皆様、どうか本作は自己責任にてお読みいただきますようお願いいたします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
115
モキュメンタリーホラー。ファウンド・フッテージとは「行方不明などになった撮影者が所持していた映像という設定のフィクション作品」(ウィキより)▽全編ブログ文章、メール文章等テキストデータで描かれる。表紙袖QRコード読み込むと経緯説明と情報提供募集サイトがある▽映画レビューサイトを開設している著者、海藤文字ことMOJIはインディーズ映画『ファウンド・フッテージ』を観てレビューした。その映画の中で見た「白い男」が襲ってくる。再上映をみた人たちが次々と死んでいく。因縁の村へ向かい封印しようとするが▽2025.7刊2025/09/19
yukaring
90
“ある映画の異変について”ブログ形式で語られるモキュメンタリーホラー。映画レビューに取り上げられたB級ホラーの『ファウンド・フッテージ』ブロガーのMOJIはその映画の中の“あるもの”についてブログで語るのだが、なぜか「そんなものは写っていなかった」というコメントが相次ぎブログは混乱。しかし「見た」という少数派の人々やMOJIはその“あるもの”に付きまとわれ想像を絶する恐怖を味わうことになる。映画の関係者達の不可解な死。呪いを解くべく撮影現場の廃村へ向かった彼はその後…。この先は自己責任でお楽しみください。2025/08/07
いたろう
83
あるモキュメンタリーホラー映画について書かれたブログやメールからなるモキュメンタリー小説、という構図。レイトショーで3日間だけ上映された、モキュメンタリー形式のホラー映画を観た映画レビューブロガーのブログが物議を醸す。そして、このブロガー=海藤文字氏が、自身のブログやメールをまとめたのがこの本、という建て付けになっている。その映画の関係者やその映画を観た人々に起こる異常なできごと。ただの都市伝説的な話ではなく、古来からの民間伝承と深く結びついている(ことになっている)のが、もっともらしくて恐ろしいところ。2025/10/13
HANA
55
ある映画に移り込んだ奇妙なもの。それを目にした人は次々と…という映画の魔をテーマにした一冊。最近のホラーの定番なのか基本映画ブログとその書き込み、関係した記事等の積み重ねで進んでいく。ただそれらは読者の想像に委ねるのではなく、具体的な怪異が記されているのは好感が持てる。想像に委ねて何が起きてるかわからない小説多いし。ただ後半はそれが逆効果になっている。前半のモキュメンタリー関係であったように、一刻を争うのにそんな事書いてる場合やないだろ、と思ってしまうから。全体的にはエンタメに徹していて面白かったです。2026/07/01
さっちゃん
53
山奥の廃村で撮影されたモキュメンタリーホラー作品「ファウンド・フッテージ」。限定上映された映画を観た人の一部に、途中白い男を観たという人が現れる。彼らは他の映画を観ていても白い男が見えるようになり、突然死する人まで現れて…。/ブログやコメント、メールを中心に話が進むのであっという間に読める。後半はリングを思い出したり、逃げながらこんなにメール打てるのすごいなと違うことを考えたりしてしまった。読了後、表紙の裏のQRコードを試してみたらちゃんと読めたしアンケートのフォーマットもあった(笑)最近のは凝ってるね。2026/04/01
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