内容説明
菓子職人・なつめが、寺を建立する母代わりの了然尼に付き添うため、駒込の菓子舗・照月堂を辞して四年。なつめは、内藤宿で菓子茶店うさぎ屋を開き、女将として切り盛りしている。店で出す菓子は、照月堂の主・久兵衛から品書きに加えることを許された「望月のうさぎ」とたれが旨いと評判のみたらし団子。ゆくゆくは体によい養生菓子も作っていきたい。照月堂の家族や、江戸店を出すことになった果林堂の職人・安吉とも交流しながら、ますます精進する菓子茶店女将・なつめの物語。大好評「江戸菓子舗照月堂」に続く物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あっちゃん
23
登場人物が増えて覚えていられるか自信がないわ(笑)謎のお坊さんも今後の話に繋がるのか?それにしても女子会とか今までのなつめには縁の薄い世界( ̄ー ̄)2025/08/29
えみちゃん
17
照月堂で修行を終え内藤宿で茶店《うさぎ屋》を開いたなつめちゃんのシリーズ第2弾です。今回はおそらく熱中症で倒れたであろう僧侶が運び込まれたり、小麦粉を仕入れたいと思っていた店の手代が殺められたり・・っと少々物々しい展開です。安吉さんの荷物すり替え事件で知己を得たお侍さま。勘解由(かげゆ)さまの調べに協力したりとお菓子以外の話も楽しい。照月堂のお店との交流もあり郁太郎たちの成長も見守ることが出来てうれしい。独立したとはいえ久兵衛さんもなつめちゃんを弟子のひとりと扱ってくれることが素直にうれしい。郁太郎が2025/07/20
じお
11
★★★☆☆ まずまず。読んではいるが惰性で読んでいるようなところがあるので、全体的にサラッと流しで。別作のキャラみたいなのが出てきたり、なつめさんのお相手は結局おねショタになるのかとかが強いて言えば気になるところ。2025/08/15
陽ちゃん
6
暫くご無沙汰していたようで、なつめが独立して菓子茶店「うさぎ屋」の女将になっていることに驚きました。とは言え、「照月堂」との交流も続いていていい感じ。葛を使った甘酒羹も寒天と甘酒を使ったお菓子も美味しそうですね。寒天が江戸時代の関東にあまり広がっていなかったのは意外でした。最終話の青梅を使ったお菓子たちも爽やかそうで気になります。2025/09/21
ぷにこ
6
夏の新商品が涼やかで美味しそう💕なつめが女将としてずいぶんしっかりしてきたなと感じた。立場が人を作るってこんなことかな。 木挽町芝居茶屋シリーズともクロスして、これから新展開もあるかも。2025/07/29
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