内容説明
最旬ホラー作家が勢ぞろい!
暗がりから溢れ出し、人を呑み込む〈怪異〉。現代最高峰のホラー作家たちが生み落としたソレはあなたに一生つきまとう――。
背筋×ハイファッションの呪縛、澤村伊智×深夜の客人、梨×「恐怖症」売りの女、コウイチ×地方ロケ、はやせ&クダマツ×怖すぎる心霊物件、栗原ちひろ×セレブ一家の闇……
究極の6ストーリーズ
【目次】
○背筋「オシャレ大好き」
○澤村伊智「鶏」
○コウイチ「金曜日のミッドナイト」
○はやせやすひろ×クダマツヒロシ「警察が認めた〈最恐心霊物件〉」
○栗原ちひろ「余った家」
○梨「恐怖症店」※
※本書に収録されている「恐怖症店」(梨)は、2025年7月4日に電子書籍オリジナルとして配信された『恐怖症店』と同じ作品です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
111
澤村伊智さんの作品が収められているので読んでみました。 ただこの表題は少し大げさではないかという気がしました。ほかのアンソロジーと比較しても若干若い人向きかなあという感じがしていてそんなに恐怖を感じるところまではいきませんでした。ただ最近の動向などが結構書きこまれている気がしました。私は初めて読んだ背筋さんの「おしゃれ大好き」も印象に残りました。2025/08/21
yukaring
70
理解できないからこそ怖い、理不尽な恐怖。境界線の向こう側に足を一歩踏み入れてしまった人々が出会う怪異。出会ってしまったら最後ソレはあなたにどこまでも付きまとう。ホラーの名手達が描く今どきの最恐ホラー短編集。深夜の編集部オフィスへやって来た客人が語る不気味なお話の結末は…澤村さんの「鶏」警察が引っ越しを勧めるほどの心霊物件とは…はやせさん×くだまつさんの「最恐心霊物件」一番のお気に入りは背筋さん、ハイブランドの店員さんが体験する奇妙な現象の連続「オシャレ大好き」どれを取ってもハイレベルで身の毛のよだつ6編。2025/08/28
のりすけ
60
アンソロジー。澤村さんが本当に怖くて巧い。背筋さんと梨さんは存じ上げていたがそれ以外の方は「はじめまして」。澤村さん以外では『警察が認めた〈最恐心霊物件〉』がホラーとして怖かった。ビジュアルが脳内に浮かんで「いや、耐えられへん」となる上に旦那の異常さ無関心さも怖い。どこかで映像化しないかな。『余った家』の通じない会話にイライラしたが最終的にそうなるのかという恐ろしさに鳥肌が立った。『金曜日のミッドナイト』は「よふかし」か!これも背中がうすら寒くなる怖さだった。収穫多くてうれしい。2025/10/30
ごみごみ
55
錚々たるメンバーによるホラーアンソロジー。ハイファッションの呪縛から逃れられない店員。深夜の客が饒舌に語る鶏にまつわる俗信。コンプラが厳しくて使えない令和の地方ロケ。心霊現象か、生きた人間の悪意か・・次々と怪奇が起こる忌まわしき家。話が通じない家族のルールに反発し孤立していく女性。情の一部を対価に得ることが出来る新たな恐怖症。6つの短編、どれも奇妙で不気味で意味不明で恐ろしい。蒸し暑い夜の空気がスーッと冷えた気がした。2025/09/03
sin
55
タイトルに在るが令和最恐ホラーと云う括りはまだ早くはないだろうか?背筋・レミングの行進、呪に交われば赤く散る。澤村・鶏を忌避する男の恐怖、編集者の受難。コウイチ・ロケ地での解放と遭遇、触らぬ神に祟りなし。はやせ✕クダマツ・警察が認めた心霊物件、正しくは捜査が入った心霊物件で警察は認めてはいない。栗原・多数派の強要と個人の我儘、正しさは人それぞれだが執着は意固地な自分を生み出す。梨・恐怖症を売る店主、訳あって同行する助手の真実が絡む物語。令和に活躍する創作者の24年から25年にかけて掲載された作品を集めた。2025/08/20




